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第104話 テル

 

 天我天章を行使


 揺ぎ無いマーベリックゲーマーが居た。


 そのゲーマーは天から授けられた神の力とも言える神の力と同義の遊戯の力を手にする。


 ゲームの遊戯の神とならん男は地球の神からこう言われた。


「お主は我が世界の地球の神とならんか?」


 とそして男は受諾した。


 遊戯の神とならん男は地球の神と成り、テラと名乗ることとした。



 テラは生前テルと言うハンドルネームを使っていたのでテルと名を変えた。


 テラもテルでテルもテラと言うわけだ。


 テルは地球の神と成り遊戯の神を名乗るのだからさらに神前を務めた。


 あらゆる遊戯、ボードゲーム、パズルゲーム、シューティング、シュミレーション……


 だがテルには一つだけ極められないものがあった。


 対戦格闘ゲームだ。


 これに関しては無敗と言うわけにはいかなかった。


 対戦格闘ゲームは数あるが勝てない勝てない。


 テルは挫折しそうになる。


 だからテルは対戦とはなんたるか格闘とは何たるかを知るために下界に降りた。


 神の降臨など世界のバランスを崩壊してしまうほどのものだとはテルは考えてないものだった。


 神のテルはもともとインドア系なので体を動かすのは得意じゃない。


 たまたまダンジョンが現れた地球の日本に降臨している途中だった。




「おっここが地球のダンジョンが……なかなかよさそうだな……まあ俺は神様だから大抵のモンスターなんて敵じゃないけどな……」



 進。進み進んでいく。


 周りにいるモンスターは近づくだけで敵のエネルギーを吸い取り昇天させる。


 触れる必要もない、世界を作り変えるほどの力を持つ男だ。


 右手で触れたものは天に還り、左手で防げば全ての攻撃を防ぐ。


 体に触れたものは跳ね返り、足は光の速さで移動できる。


 物体は意味をなすことはない、全ての物理的干渉は神テルを妨げない。


 テルは光の速さでレベルを上げていた。


 






 12時間後、テルのレベルは356に到達していた。


 だがレベルを上げればいいというわけではなくスキルが神テルには不足していた。


 もともと遊戯神というスキルがあるのでたいていのことは遊びをしながら片付く。


 それと万物の目というスキルでこの世界を見渡せる。


 どうもこの世界ではいま不穏なことが起きている。



 魔神人と魔悪人の戦争。


 魔悪人とはなんだろうか?


 テルですらそのことには関心を持たなかった、異星人もしくはい異世界人の侵略など元地球の神アトラ様にさんざん聞かされた。


 もともと俺には地球の神を任すなんて頼まれてほしくなかった。


 だから俺はテルとして神の仕事を放棄してしまった。


 だが俺が遊ぶために遊ぶために障害は排除しなければならない。


 増宮拓郎……あいつは俺と似ているが正反対とも言える。


 俺とは真逆だが似ている面白い……こいつと手を組めば俺はさらに上を目指せる。


 っテルは拓郎と接触することを決めた。


 待っていろよ稲荷仮面


 今行くからな

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