コアラ大陸の防衛力強化
コアラ大陸の防衛力強化
ジェンダー率いる3各国の使節団と日本との会談が終わってから数ヶ月後
国内の状況
・日本の福島では2011年の東日本大震災の復興プランの一つとして藻類バイオ燃料生産工場を建設によって
復興が本格的に開始された。更に転移後強化が図られる。
・日本はある程度自国内での石油消費をまかなえるようになってた。
同時期に産学民での開発された、次世代バッテリーである全固体リチウム電池の実用化
メガソーラーとの組み合わせで転移後の電気インフラは節電重視にすれば24時間電力安定供給可能な状態
・転移後の国内石油・天然ガスに関しては既存の採掘所での採掘を強化しても有り余るほど埋蔵量があると報告があり
転移による原因なのかは不明だが、現在更なる稼働率を上げてる。
・西之島が20XX年に噴火によって2016年以上に拡大した。
転移後の調査で他国からの輸入に頼ってたレアメタルなどのベースメタルや鉱物資源が豊富にあると調査報告があり
現在民間の企業がこぞって採掘作業を行ってる。
・食料自給率は元から低かったため、転移後は食料輸入が最重要視のためジャポン皇国からの食料輸入で食糧不足は改善されつつある。
・日本に対してマイナス的な感情を持ってる方々が転移後唐突に行方不明になり、代わりに日本に対してプラス的な感情持ってる方々の親族友人知人が日本と一緒に転移してた。
政府は必要に応じて帰化による戸籍編成を行い再度地球に戻れた場合は国籍を母国に移すことを可能にする特別法を執行。
・ともに転移した在日米軍は母国を失い現在は保留の状態である。
ジャポン皇国の状況
・日本のインフラ整備による皇都オワリが急速的に発展
・日本から供与された
現代最強の弓コンパウントボウ
歩兵単体の移動するための原付バイク
複数の歩兵を搭載して移動する軽ワゴン
食料武器の運搬のための軽トラック
これらを日本が3カ国に供与という形で行い陸自隊員の指導のもと
運転ノウハウ、メンテナンスノウハウを学んでいった。
燃料も国内で原油を精製したうえでガソリンをタンカーでジャポン皇国に運んだ。大量の食料と鉱物資源の発掘権を引き換えに
日本としては戦後の自動車バイクの需要を見越して指導できる人材の育成も含んでた。
それらのバイクと自動車と弓の運用ノウハウを学び独自体系化してコアラ大陸連合軍第一大隊が設立された。
後の歴史書に記載されたコアラ大陸100英雄の物語の始まりであった。
設立してからすぐ、日本からジャポン皇国へ連絡が入り
フリーダム都市国家からジャポン皇国へ繋ぐ道に魔族の大部隊が迫ってるとあった。
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・
「第一大隊のお披露目じゃな、出陣開始せよ!」
オイニの音頭のもと
ニホン国自衛隊によって育成された異世界発の機械化部隊の初陣であった。
旧フリーダム都市国家 ジャポン皇国入り港エンジョイ
魔族との戦いの前のエンジョイはジャンポン皇国とフリーダム都市国家の貿易で人々が多くおり賑わっていた。
現在では絶対防衛線のため軍人しかおらず、終わった港町であった。
「隊長、まもなくグレーターデーモン約1000体が基地に向かい侵攻してきます。
先の魔族の大軍勢で我々の被害が甚大であり回復しておらず、冒険者ギルドから応援を要請してますが間に合いません。
その上現状の戦力では強靭な肉体を持つグレーターデーモン1000体に対して守りきることができません。
グレーターデーモンは、冒険者ギルドでもAランク以上の冒険者が3人揃ってようやく1体撃破できる警戒すべき存在です。」
部下からの淡々とした報告が上がった。
隊長と呼ばれた男は慌てることもなく、逃げることもなくただただ落ち着いていた。
「確かに、だが我々が行うのは防衛だが遅滞をすることだ。援軍は来るとのことだ、これはジェンダー行政長からの指示だ。」
遅滞?なぜ?と部下は疑問を呈した
「今回は新部隊投入による運用試験も兼ねたお披露目があるとのことだ。この新部隊がグレーターデーモンの相手をするそうだ」
「なんと!?もしかして、我々は魔族に対して反攻することができる体制が整ったのでしょうか?」
「わからん、だがジェンダー行政長、ジャポンのオイニ様、ダージリンのアールグレイ様の期待は大きいようだ。」
「おぉ、我々は魔族に一矢報いることができるのですね。」
涙を流す部下、
「でしたら、その新部隊が来るまで我々は何としてでも足止めを行いましょう!」
「そうだな、死んでいった仲間達に顔を向けることができるよ・・・」
グレーターデーモン役1000体が港町に後数時間で到着する
それまでが踏ん張りどころだ。
隊長からの指示はすぐさま部下経由して隊員全員に伝わり士気が上がった。
気が向いたら更新します
3年以内には更新したいと思います。