来日(sideジェンダー)
私はフリーダム共同体の行政長ジェンダーと申します。
私と3カ国の武官と文官の貴族の方々とニホンへ向かうことが
3カ国とニホンとの会談で決まりました。
ニホンの実質的な首都であるトウキョウまでは2000kmほどの距離があるそうです。
外交官A様は、これから南鳥島というニホンの領海内?というエリアの島にオスプレイなる歪な形をした鉄鳥で向かい
そこからシーヒャクサンジュウエイチという大型鉄鳥で約3時間半かけてオオサカという都市に行き
観光+日本でのルールなどを学び、それからトウキョウまで約500kmをリニアモーターカーという乗り物で1時間で行くそうだ。
オオサカという場所も約2000kmほど先と伺い、まず約6時間程度で行けるのか?という疑問が非常に思い浮かんだ。
そして500kmという距離を1時間でチョウデンドウリニアなる馬車でいけるのだろうか?という疑問など思い浮かんだ。
それらを疑問に思ってるとは知らずの外交官A様はオワリの港の沖合いに浮かんでる
イズモと呼ばれる大型鉄船に小型な高速の船で連れて行ってもらった。
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「こちらの甲板にあるオスプレイと呼ばれる輸送機で南鳥島に向かいます。座席は各国の関係者の数丁度ありますので安心してください。」
外交官A様からいろいろと説明を受け理解がほとんどできないままオスプレイに乗り込みました。
中はまさに鉄で出来た箱のようなもので、生き物であれば胃袋なんでしょうが・・・人工物ですねこれは・・
そして数十隻のふわふわとした座席に座りシートベルトなる固定器具を装着して飛び立ちました。
ダージリン王国のペガサス乗りが空を飛ぶときはこんな気持ちなんだろうか?と思いつつ飛び立った。
そして南鳥島から更に乗り換えて全部で約6時間後・・我々は摩天楼というのだろうか。・
過去に一度だけ世界最強国家アンクル帝国の帝都サムに行ったことがあるが、あの帝都サムよりも発展してる都市を私は今日始めて知った。
つまり、アンクル帝国並の国力を持った国という認識で良いのだろう。もしくはそれ以上か
そのような国がコアラ大陸から2000kmほど先にあるなんて知らなかった。
確か、転移国家とニホン側から説明を受けてたが、最初は信じられなかった。
だが、オオサカを見て思った。
本当のことだろうと
そして、そのような国を知ることと偶然にもニホン国の偉い職員と会合を開いてくれる機会を得ることができた。
外交官A様が事前に段取りを組んでたみたいで、実質首都のトウキョウにて会合を開いてくれるそうだ。
我々はオオサカ国際空港なる空の港に到着してからエンターアンチメンタルホテル大阪という宿泊所に移動して
そこで日本国の歴史と常識を学んだ。
ホテルという場所は非常に豪華であり、フリーダム共同体の首都カクメイやダージリン王国の王都コウチャやジャポン皇国の皇都オワリよりも圧倒的過ぎるほど違った。
こんなとてつもない場所が民間で運営されてる事実に驚愕した。
げんに同行してるジャポン皇国側の事務方の一人が気絶をしてしまうほどなのだから。
そして学び終えた後直ぐ隣にあるオオサカ駅という鉄の馬車が大量に止まってる場所から
チョウデンドウリニアなる鉄の馬車にのって、トウキョウに向かった。
チョウデンドウリニアはなんと表現していいか・・・
時速500kmというのは、こういう世界なのかと呆然してしまった。
表現ができない。
ダージリン王国のペガサスは最高時速120kmなのだ
チョウデンドウリニアはその約4倍以上の速さで地上を移動するのだ。
空でなく地上の移動でこんなにも早く出せるものがあるのか、ただただ時速500kmで移動する風景を漠然と見ることしかできなかった。
そしてトウキョウに到着した、そこはオオサカとはまた違った摩天楼であった。
スカイツリーなる非常に大きいタワーに行き展望台からトウキョウのすべてを見た気がした。
鉄のジャングル、この世界のどこもが実現不可能な風景をニホンは作り出したのだと。
地平線まで鉄のジャングルが続く現実にただただ呆然するしかなかった。
そしてエンジリンマリエンタルトウキョウというホテルに泊まり、翌日にはホテルの会議室にて我々3カ国とニホンの実務者会談が行われた。
なんやかんやで、お互い良い関係を築くことができる会談であり
ニホンからは、軽トラック、スーパーカブ、リヤカー、コンパウンドボウなるものを我々に運用ノウハウも含めて無償提供してくれることが決定された。
気分が乗れば更新
3年以内には更新しますのでよろしくお願いします。