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けだし、日本国強し  作者: シバたつ
コアラ大陸
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国交樹立

ジャポン皇国 皇都オワリ 天守閣


我々外交官と護衛の自衛官はテーブルを挟んでジャポン皇国側と国交樹立を目的とした会談が行われた。


「はじめまして、私は日本国外務省の外交官Aです。本日は急な訪問と国交樹立を目的とした会談を設けてくださりありがとうございます。」


などと無難な挨拶と日本の概略を軽く説明をした。

だが、まさか国交樹立を目的とした会談のはずが国のトップである女皇オイニ様が直接登場するとは予想外だった。

更に我々とテーブルを挟んたジャポン皇国側の席には女皇オイニ様以外にも綺麗な女性たちが2人もいることが不思議だった。

女性が行政府を仕切ってる国なのか?と思ったがそうではないようだ・・・。


「して・・お主らの国交樹立で要望される食料と資源の可能な部分のニホンへの輸出は良い。我が皇国は食料に余裕はある。ただし条件がある。この左右に座ってるのは皇国のすぐ隣の大陸にある

2カ国の姫達だ、その2カ国とも国交を結んでほしい。そして皇国から北西にあるランズ・エンドという防衛拠点に食料を積んだ輸送船を送りたいのだが、その護衛を頼みたい。それが条件じゃ」


「だが、お主ら急に2カ国の姫達とここで国交を結ぶ理由や防衛拠点に食料を送る護衛をお願いしたいのには訳があるんじゃ・・。」


そして我々は皇国と大陸2カ国の現状を知ったのだった・・。

まさに絶望的であるということに


だからこそ、一度本国へ報告を行い対応を仰がないといけなかった。


「わかりました。ですが4カ国の国交樹立と食料を送る際の護衛に関しては我々が独断の答えは出せません一度本国に対応を仰ぎたいと思います。返事は2~3日あれば来ると思います。」


「ほぉ~、2000kmも離れた場所に報告して返事を貰うのに、たったの2~3日か・・・貴国は非常に高価な長距離魔信でも使用してるのかな?」


魔信については、この国に入る前に臨検を受けた際の警備兵が装備してた通信機器というのはわかった。

だが、我が国のは衛星を介した通信なのだが似たようなものだと取りあえず返事をした。


■■■


オイニサイド


ニホンの外交官との会談を一度終えたが、ニホン側のプロジェクターなる動く魔写のような映像には驚いた。

魔写とは魔力を込めて専用の魔石に風景を記録させる媒体じゃが、あれに比べて綺麗な絵が動くまさに現実に見えた。


「さて、あの外交官のニホンという国の説明が本当であるなら是非とも対魔族戦を手伝ってほしいものだ・・。そのためなら食料や資源だのくれてやってもいいぐらいじゃの。」


そして同席してた王女も行政長も同じ思いであった、なおかつ奪われた祖国の奪還彼女等の悲願でもある。


「そしてランズ・エンドに食料を送らないと騎士達が餓死してしまう恐れもあれます。」

「確かに・・、魔信での定期的な報告でも気丈に振舞われてる感じであるが、やつれ過ぎてたからね・・。」

「ニホンのあの大型機械船の力を借りられれば・・・、みなさん!絶対にニホン国を味方に付けましょう!」

「えぇ、ぜがひでもやらないと。」


2人も同意してくれた。だが、北のランド・エンドだけじゃなく

我が皇国と大陸をつなぐ道の防衛も重視せねばならん。

ここを突破されれば皇国は滅びる。


それから2日後にニホンの外交官から国際貢献の一環でランズ・エンドまでの食料船の護衛を海上警備行動の範囲内で行うことで貴国の要望に応えると返事をもらった。

外交官Aは固有の名前を付けるめんどくささのため


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― 新着の感想 ―
[気になる点] >国のトップである皇女オイニ様 所謂女帝ならば、皇女ではなく女皇ですよね。
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