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けだし、日本国強し  作者: シバたつ
ダークエルフ
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蛮行

ウォンバット諸島 クオッカ村


俺の名はエッチナピア

ペペロンチーノ超帝国 第7竜母打撃群 第1護衛戦列艦隊の艦隊司令だ

竜母打撃群は、超帝国の主力艦隊であり11個打撃群で構成されてる

この世界で最強国であるアングロサクソン帝国の海軍構成を真似てるのだが

いずれ超帝国が越えなければならない壁だ、その壁を真似たところで問題はない

そして俺はその主力の竜母を守る護衛艦隊の司令だ。


蛮族国へ懲罰を行う懲罰艦隊サウザンドセンレーツカンと第七竜母打撃群の合同の訓練を行ってる最中

突然の大嵐と大波によって我々第一護衛戦列艦隊は本隊から引き離されてしまい

どこかの孤島らしき場所にたどり着いた

その孤島には村らしき場所があったたため

食料と性欲発散のために女を寄越せと命令した


蛮族達をよく見たら亜人種であり、もしかしたらコアラ大陸付近の孤島かと目星は付けた

亜人種達はコアラ大陸に比較的多く存在するからだ、奴隷として超帝国にも存在はするが醜い存在でしかない

この場所にいる亜人種は容姿は良さそうだ

皇帝陛下はコアラ大陸の3美姫を非常に愛しておりいずれ超帝国の皇后と愛人になられる存在だ

ただ、コアラ大陸は蛮族国であり

今は魔族と呼ばれる得体のしれない存在があり、蛮族どもが自分達で解決したら

陛下は帝都で大々的に挙式を行うだろうと、そして大量の亜人種の奴隷を得ることができるだろうと、まことしやかに噂されてる



そんなことを思ってたら突然蛮族どもが反抗的にも我々に襲い掛かってきた

だから蛮族は嫌いだ

躾をしなければならないな


「蛮族どもに躾をしろ」


と部下達に命令を出したところ

部下達は超帝国が開発して配備されてる最新の魔導式マスケット銃を蛮族どもに向けて引き金を引いた


ドン!!


そして襲い掛かろうとした蛮族は倒れた


「躾は完了でございます」


部下からの報告に俺は喜びを感じた

蛮族に対しての躾は素晴らしいと

だからこそだ


「やはり蛮族か、超帝国にして東方大陸最強の列強国がちゃんと教育せねばならんな

ここは今日から超帝国の島で女は我々の性欲発散の道具として重宝してやろう!

部隊に通達、蛮族に対して教育を行うと!」


そして部下の一人が魔信で戦列艦に連絡を取り艦砲射撃を行った。

適当に蛮族の民家を吹っ飛ばしてやったら、蛮族どもは反抗的な態度をやめ従順になるだろうと

部下の考えは素晴らしく、俺の教育は良いなと自画自賛をしてたところ

多くの蛮族が農具らしきものを持って我々に挑んできた。


「教育と躾が足りないな、全部隊に通達だ

女は多く生かせ、反抗的な感情さえ捨てさせればいいんだから犯しても構わん

男はとりあえず半分は殺せ、残り半分は俺たちの奴隷として生かしてやろう

なーにここまで教育と躾を行えば蛮族は従順になるだろう」


そして農具で挑んでくる蛮族に対して、戦列艦で待機してる兵がぞくぞくと小舟でやってきて

マスケット銃で蛮族どもに躾と教育を行った

何日も洋上にいたストレスなのか、兵たちは女を犯すことに非常に熱心であった。

そして半日ほどで蛮族どもに対して教育と躾が完了、村そのものは俺たち・・・いや超帝国のものとなった

良いことだ良いことだ


それからは毎日が幸せな日々であった

まるで天国だ

生かした男どもは奴隷として食事を我々に提供して

生かした女どもは我々の性欲発散として奉仕してくれる

容姿が良い女どもで部下含めた兵が大喜びであった

だが、最近女の一部が、「ア・・ア・・」としか言わなくなってる。

壊れたか?

だが関係ない、生きてるなら壊れてようが俺たちに奉仕しないと

その過程で超帝国の帝国民の子が生まれるならうれしい限りだ、皇帝陛下に素晴らしい報告ができる。


それが3週間ほど続いたある日、天国のような日々が終わってしまった。


いつものように明け方まで俺は容姿の良い女を犯してたら

突然部下がやってきて慌てて報告してきた。


「なんだ!俺がせっかく幸せを得てる最中に!」


「し・・失礼します、緊急にございます、敵襲です!」


なぁ!?


「なに!? 生き残りの残党が徒党組んで夜襲してきたのか?

だが俺たちはマスケット銃がある、問題なく対抗できるだろ?」


「それが、組織だった行動です。

現在村の半分は敵の支配下にはいっております

我々は占領しきって安心をしてたために魔信での連絡がほとんどできず

気づいたら銃声が響いたため敵襲と判断しました。」


「銃声!? ま・・まさか裏切りものがでたのか?」


「いいえ、連射式のような音でした」


「連射式だと!?まだ我が帝国では開発中だぞ!それは!

どこの国だ?

ま・・・まさかアングロサクソン帝国!?

いやそれはないか、あそこは蛮族国の辺境な島を支配下におくメリットはないな

西方の列強国であるアトランティア国か!?

だが、ここまで少なくても途方もない距離だぞ・・・

コアラ大陸のどこかの国か!?

生き残りが本国に救援を出して、救援部隊がやってきたというところか

くそおおお蛮族め

だが、我が帝国は列強国である

蛮族国に負けるはずがない!

反撃の準備を行え!蛮族どもに教育と懲罰だ!戦列艦の艦砲射撃を行ってかまわん!」


だが部下は難しい顔をして頭を左右に振った


「無理です、浜辺に強制的に戦列艦を載せているため

艦砲射撃ができません」


そうだった、蛮族の教育と躾を完了して占領完了の上、安心してたんだった・・


いったいどうしたらいい

どうしたどうしたら・・・・・


そして連射式の銃声音が近くに響き渡ってきた


「く・・・、おいお前!報告してきたことは大義だ

だから俺の代わりに指揮をしろ、俺は戦列艦に逃げる

隠れて落ち着いたらでてくる、いいな?」


「なぁ!? あなたは何をおっしゃって・・」


部下が反抗的な発言をしてたが

突然部屋に小瓶のような小さいものが入ってきた

気づい時には遅かった

突然キーン!という大音量が響き渡り

俺はビックリして意識を失った・・・


意識を失う前に聞こえたのは


「目標確認、捕縛に入る」


という声であった

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