第一大隊VSグレーターデーモン1
第一大隊VSグレーターデーモン1
旧フリーダム都市国家 ジャポン皇国入り港町エンジョイ
現在、グレーターデーモン1000体がエンジョイ防衛ラインを突破して
町まで後500mまで迫っていた。
防衛ラインには
間に合わないと思わなかったが間に合わせた
冒険者ギルドからDランクからBランク冒険者達2000名
都市国家対魔族防衛隊から1000名
合計3000名で防衛ラインで1000体のグレーターデーモンからの侵攻を阻止と遅滞をしていた。
だが、近世から中世ヨーロッパレベルの文明レベルでのナマクラなソードと弓では屈強なグレーターデーモン1体を仕留めるのに
総がかりで対応しなければならない。
一部AランクとSランクの冒険者レベルであれば高価なミスリルソードやミスリルの弓矢を所有しており3名で1体を撃破できる状況だ
今回はAランクもSランクの冒険者も防衛戦には参加してない。
みな安全な皇国本土の安全な場所で最終防衛ラインとして従事している
特権でもあった。
空しく総がかりで1体しか仕留められないレベルの人類側がたった3000名で何ができるんだろうか?
結局は2~3体しか倒せず戦線を突破された
町まで500mの地点で人類側の生存者は300名ほどであった
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港町エンジョイ 広場 上空
この世にあらざる大きくプロペラが2機回ってる鉄の乗り物が10機が轟音とともに現れた。
日本ではそれをオスプレイを呼んでいる、その機体が皇国からエンジョイへ移動してきたのだ
港町の司令部、後方部隊は騒然とした
その鉄の乗り物が地面に着地を行い腹から人や亜人達が現れた。
「グレーターデーモンがもう迫ってる!各部隊急ぎ降りろ時間がないぞ!」
そう指揮しているのは、皇国・王国・都市国家から選りすぐりの猛者達を集めて日本からの兵器供与のもと訓練を積み強くなった
連合部隊第一大隊の大隊長、元冒険者ギルド ジャスティス・ウィングのSランク冒険者カンガ・ルーである
ジャスティス・ウィングといえば魔族侵攻前は大陸の中で最強の冒険者ギルドとして名を馳せていた
3人のSランク冒険者で編成されてたジャスティス・ウィング
人類最強と呼び名もあるリーダー、カンガ・ルー
歩く魔法図書館と呼び名がある最高の美少女であったエルフのニュービー・ランド
500m級の魔法と弓の併用による精密狙撃を行うイーグルアイと呼び名の大人の女 シュトハ・キャンベラ
魔族侵攻の際、フリーダム都市国家の対魔族防壁マジノライン付近でSSSランク任務であった迷子になった貴族の娘の捜索に従事していたところマジノライン突破が起り、あの4大魔人の1人であるカスパーと対決することになった。
その結果カスパーにダメージを与えて侵攻を遅延させることに成功したものの、ニュービー・ランドとシュトハ・キャンベラは死亡
カンガ・ルーは重症
たまたまマジノライン防衛線で警備をしていた都市国家の部隊が戦線後退のため移動中、近くで重症のカンガ・ルーを回収
治療を受けつつ皇国へと避難していった
ちなみに、迷子になった貴族の娘は行方不明でジャスティスウィング初の仕事失敗でもあった。
そんな経緯もあったが、なんだかんだで経歴が良かったため第一大隊の大隊長に抜擢された。
部隊が全員降り終わった
「私は、ここの隊長だ。グレーターデーモンはもう500mまで迫ってる、急ぎ撃滅をお願いしたい
今回稼動してる防衛隊も冒険者側も全滅に近い被害を出している」
「わかりました。我々第一大隊にお任せください。必ずグレーターデーモンどもを倒してみせます!」
オスプレイ10機が着陸を完了してから基地の隊長が噂の新部隊を見に来ていたのであった
隊長からしたら、鉄の乗り物というわけのわからないもの
その腹から排出された新部隊
そして可笑しな形をした弓
鉄の筒のある二輪の鉄の乗り物らしきもの
見たことのないものがいっぱいあり、隊長は困惑しつつも防衛できるかもしれないという淡い気持ちがあった。