前へ目次 次へ 89/152 第十五話 「分かりました。折角先輩に会えるんです。先輩に聞いてみます」 「そうしてください」 どうしてこうなったんだろう。 一日経って聞いた話によると、別に青ローブを置いて行った訳ではなかいらしい。ずっと見守っていたみたいだ。 ぼくを消すことも望まなかったらしい。 ありすもぼくを見捨てた訳じゃないんだろうか。 実は本当に忘れただけなのかもしれない。 そうだといいな。 あのありすが戻ってきてくれるなら。 ぼくはそれだけでいい。