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第四,話
傍観者
さて、案内が終わったことだし帰るか。
それにしても転入生は面白かったな。
可愛いくて、運が良くて時期外れの転入、
そしてあの赤電とは。
完璧に王道ヒロインじゃないか!
絶対一波乱起こしてくれる筈だ。
「あれ、会長。先に行っていたのではなかったんですか?」
「い、いや、少し気になってな」
「そうですか」
見たことがある気がする・・・とか考えているんだろうか。
向こうもそんな感じだったしな。
まあ、二人とも小さい頃に会っているらしいからな。
よく考えると、それも王道じゃないか。
「まあ、頑張って下さい」
「?どういうことだ」
ああ、楽しみだ。




