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王道ヒロインは頑張っている。  作者: 121
副会長《魔王》
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第二十二話

学園長


ふふふふ。


僕はもう起きているのだよ。


なんで目を開けないのかって?

恐いからに決まっているじゃん!!


こっちを見てる。

レン、ぶっ殺すといいながら。


僕だってね?ちょっと気が抜けちゃったことは申し訳ないと思ってるんだよ?

だから、許してあげようよ。


恐いから言えないけどさ。いや、機械を外されて念話が使えないから、恐くなくても喋れないがな。


それ以前に起きることも出来ないんですけどねー。


《よし、殺しにいこう》


「・・・ストップ」


君、攻撃力低いから、逆に殺されると思うよ。


レン君、それくらい、簡単にやるからね。


《あ、起きてたの?》


はっ、しまったあああ。


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