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王道ヒロインは頑張っている。  作者: 121
副会長《魔王》
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第五話




ああ、眠い。


「転入生として行くのー?」


「そうなんですよ、でっかいドラゴンが町を襲ってきて」


「それは災難だったね」


ちっ。思い出したくない。思い出してしまったんだけど。


あいつとは、話すだけで虫唾がはしる。


........


あ、緑電が通った。


あの先生の考えも偉大に思えるくらい、考えが幼い。

まあ、聞いてて面白い。



・・・と、秘書さんのお茶を逃す手はない。


秘書さんのお茶は美味しいから。


緑電なんてどうでもいいや。

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