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王道ヒロインは頑張っている。  作者: 121
副会長《魔王》
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第二話

放課後。


「学園長、ちょっといいですか」


『駄目に決まって、てもう遅かったか』


もう扉は閉めた後だし。さて。


「ノックはした。で、あれは何?」


『食堂でのことだよね』


うん。


『・・・それは赤電さんを心配して言ってるのかね?』


「当たり前です〜」


『じゃあ、その笑顔やめよう。すごくいらつく』


「ハハハ」


『お前は絶対表と裏で性格変わりすぎだー』


「同じ眼鏡ですし許してくださいよ、ハハハ」


『・・・いいけどね』


学園長も実はクズだしね。


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