前へ目次 次へ PR 148/152 第十五話 伯爵令嬢 「え、えっと?田中さん?体調はどうなっているのかしら」 「すこぶる快調だよ。忌々しいくらい」 わあ。怖い。ってどうすればいいのよ、コレ。 保健の先生はいなくなっちゃたし。 「とりあえず、教室に戻ろう?ね?」 「・・・うん。分かった」 よし、とりあえず誰かに押し付けることが出来るかもしれないわ。 「ねえ、怖いものを押し付けないでよ?」 「もちろん!おいていくだけよ」 「おい、やめろ」 あはは、ごめん。でもあんた田中さんの友達じゃない。