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魔法によって飛んだ空  作者: 元祖ゆた
魔法学校編
18/64

第十七話 聖戦 後編

~前回のあらすじ~

人生とは、計画通りにいかないものである。


賢者棟裏の林の中。

僕はメドナ、ノーム族の少女と対峙していた。周りには少女九人のギャラリー。


「行きますよ坊ちゃま! あなたを変態にはさせません!」

「勝負だご主人ー」


襲いかかる二人の少女。魔法を使えない僕。


「(あれ? これ詰んでね?)」


激突は避けられない。そして逃げられない。





………………

エーリ坊ちゃまを倒すため、リコプル様に協力を申し出たところ、


「おー、面白そうじゃん」


と快諾してくれました。リコプル様には感謝してもし尽くせません。

聖戦が始まってからは、わたしとリコプル様は後方にいて、ずっと坊ちゃまを監視しておりました。


「ねぇメドナちゃん。ご主人って五歳なんだよね?」

「はい、そうですが」


リコプル様は暇そうに、地面の雑草を毟りながら尋ねてきました。


「そこまで警戒する必要あるのかな? リコだけでも十分な気がするよ」

「いや! いやいや! 甘いです! 甘いですリコプル様!」

「そっ、そうなの?」


思わずリコプル様の両肩を掴み、詰め寄ってしまいました。

リコプル様は目をパチクリさせています。


「わたしの仕える坊ちゃまは、才能溢れる素晴らしい方なのです! 魔力容量はレベル8――ヴィチェレと高く、護身術にも優れ、並の大人が襲っても撃退できるほどの技量を備えております! そして本命の魔法についても造詣が深く、類まれなる知識の持ち主です! そんな坊ちゃまを相手にするには、わたしだけでは到底無理で、リコプル様だけでも、失礼ながら相手にならないかと。二人で相手して初めて、坊ちゃまに僅かながらダメージを与えることができると思います!」

「……な、なるほど」


わたしが坊ちゃまの素晴らしさについて力説すると、リコプル様はちょっと引き気味でしたが理解してくれました。坊ちゃまの理解者が増えるのはいいことです。


「メドナちゃんがそこまで崇拝しているご主人……興味でてきたよ」

「本気で臨まないとダメですよリコプル様」

「分かった! 全力で挑むよ!」


こうして、わたし達は坊ちゃま打倒のための話し合いを始めました。先程まで暇そうだったリコプル様も、話し合いでは真剣そのものでした。

全ては、坊ちゃまを変態エロおやじ貴族にさせないため! 後でいくらでもお叱りを受けますので、どうかそれだけは阻止させてください!





「いきます!」

「――ッ! しょうがないな!」


わたしは坊ちゃまに急接近し、フェイントを織り交ぜた突きを繰り出しました。

この急速に詰め寄る技はアルンティーネの家庭教師直伝、『飛足』。飛ぶように相手の懐へ接近する護衛術の一つです。

護衛術なのに自ら敵の下へ接近するというのは、なんだか矛盾している気がしてなりませんが。


「ふっ!」


坊ちゃまへ向けて放たれた、緩急をつけた突きが、全て受け流されました。ある突きはいなされ、またある突きは躱されてしまいました。

さすがは坊ちゃま。家庭教師に褒められる程の護衛術でしたからね。恐るべき対応です。

でも、わたしの本命はこれではありません。


「『放て! 清き水の雫を!』」

「遠距離からくるか!」


わたし達から少し離れた所にいるリコプル様の水魔法『水の束縛』が放たれます。それも一個だけじゃなく全部で五つ。わたしが接近戦を仕掛けているうちに、リコプル様が準備していたのです。


「ちょ、多いよ!」

「これくらいないと坊ちゃまを束縛できませんので!」

「何? メドナって束縛しちゃう系女子なの? 一日中束縛しちゃうの?」

「……いいですねそれ」

「目がマジなんだけど!?」


一瞬、ずっと坊ちゃまの世話をするわたしの姿が想像され、それも良いなと思ってしまいました。

しかし従者が主人の自由を縛るなどあってはなりません。必要とされる時のために、従者は仕えるべきなのです。


「(そして従者は、主人を正しく導く!)」


旦那様や奥様に顔向けできないようでは、専属メイドとして失格です!

水の束縛が坊ちゃまの周囲を囲み、一斉に襲いかかりました。

わたしはそのタイミングに合わせ、足を奪う攻撃を――、


「え? きゃあ!」

「ちょっ、なんで!?」


おかしなことが起こりました。

リコプル様の水の束縛は、坊ちゃまの全身目掛けて放たれたはずなのに、全てわたしに直撃したのです。

まるで、水の束縛がわたしへと誘導されたみたいでした。

おかげでわたしは足と口を拘束され、その上水浸しです。メイド服がぐっしょり濡れて、鎧を着けているかのように重く感じます。

メイド服って意外と動き易いのですが、さすがにこうも全体的に濡れては、素早く動くことができません。そもそも足が自由じゃないから動くこともできませんが。

何より、すごく気が滅入ります。


「ハハッ! 隙だらけだよ!」

「あ、しまっ――」

「あ」


わたしが濡れて落ち込んでいる隙を突いて、坊ちゃまが飛足を使って肉薄しました。

――呆然としていたリコプル様の懐へ。


「ごめんよ」

「ひっ、ひゃあああ!」


そしてそのまま足払いでリコプル様を転がしました。その動作は正確で、相手に怪我をさせないような優しい配慮も見えました。

流れるように、坊ちゃまがリコプル様の杖を奪います。リコプル様が杖がなければ魔法が使えない人だったなら、これは致命的です。

魔法使いにとって杖は必須ではありません。坊ちゃまのように指輪や、奥様のように額の宝石のような媒介でも良いですし、そもそも媒介すら必要としない魔法使いもいます。あくまで杖等は魔力を効率よく注入するための媒介なのですから。

ただ、常日頃から杖等の媒介物を使用して、魔法を発動させることに慣れると、咄嗟の時でも媒介物さえあればすぐ魔法が扱えるようになるそうです。杖を使えば魔法が使える、ということを体が覚え、学習するらしいのです。

これにはメリットとして、媒介物さえあれば魔法をすぐ扱えるようになること、どんな状況でも安定して魔法が使えるようになること、です。

しかしデメリットとして、媒介物がないと何もできなくなってしまうことです。

アルンティーネの奥様はそういう人で、額の宝石があるのによく杖を使っていました。杖がないと魔法が使えない、ともおっしゃっていました。

その度に旦那様が苦笑いを浮かべているのが、印象的に覚えています。

リコプル様は果たして、杖がないと魔法が使えないタイプなのでしょうか? それとも……。


「どうする? 降参するなら今のうちだけど?」

「降参? まさか!」


そう言うと、リコプル様はポケットから、まさかの二本目の杖を取り出しました。これは予想できませんでした。


「リコは用心深いから。こうやって常に予備を持ち歩いているの!」

「なるほど。杖を奪っても意味がなかったかなー」


リコプル様は坊ちゃまから少し距離をとり、今度は杖を盗られないように短く持ちました。


「とはいえ、キミが詠唱するよりも僕の方が早く攻撃できるけどねっ!」


そう言うが早いか、坊ちゃまは飛足で接近します。

対してリコプル様は不敵な笑みを浮かべ、


「……それはどうかな? 『放て!』」

「うわっつ!」


不吉な言葉と共に、小さな水飛沫が坊ちゃまの目の前で発生しました。それは坊ちゃまの目を奪うには十分でした。なまじ勢いをつけて近づいたので、水飛沫が速度を持って目に当たったようです。


「! 『高速詠唱』か!」

「……ハァ、ハァ、あ、あまり使いたくはないんだけどね。『放て! 堅き大地の一端を! その力、敵を束縛するものなり!』」


そのうちに、リコプル様は普通に詠唱を始めます。それは先程の簡単な詠唱ではなく、丁寧な詠唱でした。

高速詠唱。詠唱を極限まで省略し、すぐに魔法を発動させる技術です。ただし、魔法は不完全なまま発動され、魔力消費が詠唱の二倍、発動させるためにはコツがいる、という三重苦が魔法使いに襲いかかります。あまり好んで使われない技術なのですが……。

リコプル様のちゃんとした詠唱によって、大地の束縛が発動し、土でできた手が坊ちゃまの足を掴んで固まりました。

身動きの取れなくなった坊ちゃまの回りを、嬉しそうにリコプル様が跳ねるように歩きます。


「チッ、厄介な魔法を」

「にっしし! リコの攻撃はこれだけじゃ終わらないよ!」

「まだ何かあるの?」

「さっき思いついたんだけどね」

「はぁ、もうゲームセットでいいじゃん……」


呆れた顔をしている坊ちゃまをおいて、リコプル様は杖を構えて詠唱を始めます。一体どんな攻撃が?


「(と言いますか、早くわたしの拘束を解いて欲しいのですが……)」


そんなわたしの思い虚しく、リコプル様は水の塊を発動しました。その攻撃はまさかの、


「ご主人の足下だー!」

「! な、なんだと」


固まった土に水が当たり、ドロドロになりました。

まるで沼です。土壌はグズグズになり、坊ちゃまの足を沈めていきます。

魔法として発動した後はただの土。土に水をぶつければ泥となるのは自然の摂理です。


「にしし! これがリコの考えた混合魔法『泥の束縛』! これで卒業試験もパスだ!」


ビシッと誇らしげピースするリコプル様。達成感でいっぱいのようです。

しかし、わたしはマズいと思いました。坊ちゃまにこれは悪手です。


「混合魔法って言うか、ただ二つの魔法によって生じた結果じゃん」

「まぁまぁ、その辺はこれからアレンジを――って、へ?」


そう言いながら、坊ちゃまは沼から簡単に脱出しました。リコプル様はビックリしております。

それもそのはず、そもそも護衛術の飛足は、どんな荒れた地面でも相手の懐に潜り込むための技。ただの沼程度なら簡単に抜け出せるのです。

こうなってしまうと、もう勝敗は決したようなものです。


「はぁっ!」

「ちょっと待っ――」

「待たないよ!」


坊ちゃまの突きでリコプル様の杖が宙を舞い、華麗な足払いでふんわり地面へ落とされた。

それも泥の沼に。


「きゃあああ! 身動きが取れないーっ!」

「自分で蒔いた種だろ? せっかくだから楽しむといいよ」

「こんなの楽しめないよ!」


完全に埋まった下半身を何とかしようと、ジタバタするリコプル様。

足と口が完全に水の塊で拘束されているわたし。

わたし達は二人がかりで挑んて、五歳の子供に負けてしまいました。


「(やっぱり、坊ちゃまには敵わないですね……)」


けれど、わたしには悔しさは微塵もありませんでした。わたしの仕えている方はやっぱりすごい人で、尊敬できる人で、わたしの初めての……。


「じゃあ、急いでるから。またねー」

「くーっ! 次は勝つからね!」


わたし達に笑顔で手を振って、林を駆け抜けていきました。

あんなにカッコイイ人が、変態になるはずがない、と今更ながら思ったのでした。





………………

「あ、危なかった!」


林を走りながら、僕はそう言って胸を撫で下ろした。

大地の束縛で足を掴まれた時はどうしようかと必死に考えたものだ。魔法を使ってぶっ壊すのは簡単だが、五歳児が力づくで固まった大地をぶっ壊す光景は疑いを生むだろう。

実は魔法が使えるんじゃないか、と。

こんなことなら最初から魔法使える設定にしておけば良かったと後悔しつつ、高めの木を登って枝に座った。


「(パワーコンダクトは多少不審に思われただろうなぁ)」


ノーム少女の水魔法を、全てメドナへと誘導したのだが、不自然にならないようするのが大変だった。

なんせ九人の監視の目があるからね。少しでも自然になるよう誘導したのだが、メドナも使ったノーム少女も困惑していた。

まぁ、風がちょっと吹いていたし、調整ミスとかそういう風にはぐらかせばいいか。

楽観的に考えつつ、僕は戦場を眺めた。

男子連合軍七人、女子聖歌隊六人。全員が魔法使いだ。基礎魔法の撃ち合いをして戦場は地獄と化している模様。

人数で遂に女子を上回ったようだが、今はただの撃ち合いだ。女子の方が成績が良い分、男子は押され気味である。


「(秘密兵器は……よし、いいね)」


準備はできているようだ。なら、早速投入するか。

この聖戦に終止符を打つ秘密兵器を。





僕は女子聖歌隊の陣へ、林を使って現れた。ビックリする女子達。


「ちょっとごめんよー」

「え? ひゃあ!」

「林から回り込まれた!?」

「しまった!」


脱落して休んでいる女子の間をすり抜け戦場へ。その足で駆けていく。

目指すは、女子聖歌隊のリーダーだ。


「なっ! 後ろから来るなんて!」

「ケイシーちゃんを守るよ!」


リーダー側にいる二人の女子が、僕の方を見て狙いを定める。すぐに水と風が襲いかかる。

僕はあえて躱さず、魔法を全身で受けた。一瞬で体が拘束されてしまう。水が足を、風が腕を覆う。

このタイミングだ!


「エーリが来た! 今だ皆!」

「「「おう!」」」


ゲンジの声と共に、男子連合軍全員が一斉に魔法を使用した。

狙いはリーダー。リーダーを側で守っていた女子の目が逸れているうちに!


「効かないわッ!」


しかし、リーダーの展開していた土の壁が、全ての魔法を防御する。火も、水も、風も、土も、リーダーには届かず消え去ってしまう。

これでいい。皆の攻撃のおかげで、盾は維持できず消滅してしまっている。

そして、こっちの攻撃は一斉攻撃だけではない。

魔法使いだけが、戦場で活躍できるとは限らないんだぜ?


「うおおおおおおおおおおおおお!」

「嘘ぉ!?」


無防備なリーダーへ、僕と同じく背後から襲いかかったのはジャイアント族のカテマ。

カテマは僕と同じ、魔法が使えないグループだ。この聖戦が始まってすぐ、女子の背後に回るよう指示を出していた。


「ふっぅぅぅぅん!」


リーダーを捕まえようと、カテマの大きな腕が伸びる。それを咄嗟に、杖を持ち魔法を展開して防ごうとするリーダー。

でも、もう遅い。魔法が使えない者は、もう一人いるのだから。



「「「キリコッテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」」」



猫耳少年(可愛い)がカテマの背中から出現し、軽やかにリーダーの杖を奪い取った。

それは聖戦の集結を意味するのだった。





長きに渡る聖戦は終わった。

男子連合軍は勝利に酔い、女子聖歌隊は悔しさに唇を噛み締める。

そう、聖戦は……終わったんだ。


「納得できないわ! あんたら落ちこぼれに負けるなんて!」

「あぁーん? 負け犬がなーに言ってんだ?」

「なんですって!」

「やるか、あぁ?」


弛緩した空気から、何やら不穏な空気に変わり始めた。

売り言葉に買い言葉、水に油を注ぎまくる男女。ヒートアップし、罵り合いに発展する。

やがて男子が再び杖を持つ。女子も杖を構える。

おいおい、血気盛んなのは結構だが、これ以上無茶すると……。

さすがに止めようと思った。これ以上はマジで学級崩壊だ。


「もう止めて!」


そんな時だった。いつの間にか、男女の間にシェーナが割り込んできたのは。その目尻には涙を溜め、息が上がっている。


「なんで争わなければならないの? 魔法は相手を傷つけるためのものなの? 違うでしょ? 皆を幸せにするためのものでしょ? こんなの……こんなのおかしいわ!」

「シェーナちゃん……」

「シェーナ……」


震える声でそう叫ぶシェーナは、気迫がこもっており、見る者の心に染み入るようだった。

彼女はきっと、過去に魔法によって何か辛い目に遭っているのだろう。それが言葉から、姿から、表情から読み取ることができた。


「うぅ……ひっく……」


遂には泣き始めてしまうシェーナ。急いで慰め始める女子達。

もう、誰も戦おうとは思う者はいなかった。

これで本当に、戦いは終わったのだった。





後日談。


「あー、あのドラゴンの土人形なー」


僕は教員室に訪れていた。とある出来事の真偽を確かめるためだ。

頭をポリポリかきながら話すのはアリア・ニグル・アクトゥース先生だ。


「そうそう、男子と女子が争っててな。男子が作った基地に置いてあったんだよ。パープルドラゴンの土人形が」

「……それで、先生はどうしたんですか?」

「えーと」


アリア先生は目線を上にし、やがて僕に合わせ、


「なんかキモかったから壊しちゃった」

「このくそババア!」

「誰がババアだ! ……あっ、おい暴れんな! うわああああああああ!」


……やがて僕に『人形バカ』というあだ名が付けられるのは、また別のお話。

ここで一回今までの主な登場人物を整理


<プロローグ ~ 第十話 怪鳥マモン>

愛羽悠飛あいばゆうひ:主人公。異世界へ転生する。


ベリーチェ:自称太陽の魔女。悠飛に魔法と異世界の存在を教える。


愛羽陽鳴あいばひな:主人公の妹。


エーリ・アルンティーネ:悠飛の転生した姿。貴族。


ディーベ・アルンティーネ:エーリの父。


ロベラ・アルンティーネ:エーリの母。


メドナ:アルンティーネに仕えるメイド。エーリの専属メイド。


マティージェ:メイド長。ディーベの専属メイド。メドナの義母。


リエールモ・ニグル・アクトゥース:メイド好き。今はメイド嫌い。


ラズナティーニ・シュガーネ:お隣に住む貴族娘。お転婆。通称ラズ。


ガラト・ムチリー:ラズナティーニのフットマン(メイドの男版)。弱虫。


レオーニ・ニグル・アクトゥース:ロズー村一の貴族の息子。リエールモの弟。才能の持ち主。通称レオ。


ウィート・シレマ:アクトゥース家に仕えるフットマン。寡黙。


ライル・クリース:狼がベースのワーグ族。火魔法の使い手。


ティノ・ノーケン:褐色ポニーテールのドワーフ族。水魔法の使い手。


ベルル・ナーヴォク:金髪ロングのエルフ族。土魔法の使い手。


アルンティーネ家の家庭教師:怖い。



<第十一話 決意と別れと旅立ち ~ 今>

シェーナ・エストーナ:賢者学科一年。ボブカットの女の子。


ドランソー・レアヴォワ:試験官その一。ダンディなおっさん。


アン・ディシポ:試験官その二。ノーム族。常に黙る。


チフェロス・ナナン・ルートス:理事長。魔王。


アリア・ニグル・アクトゥース:賢者学科の教員。レオの姉。


キリコッテ・ジャバッツ:賢者学科一年。猫がベースのワーグ族。可愛い。


カテマ・ロフ:賢者学科一年。ジャイアント族。でかい。


リューイ・ガオーカ:賢者学科一年。ゴブリン族。男子連合軍リーダー。


ヤスラ・アービー:賢者学科一年。褐色少年。実はドワーフ族。


ゲンジューヤ・スウダリ:賢者学科一年。ハーピー族。通称ゲンジ。


ケイシー・エナー:賢者学科一年。エルフ族。女子聖歌隊。


リコプル・タティーシ:賢者学科一年。ノーム族。三つ編みっ子。

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