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彼を探して

横山くんはどこに行ったのだろう・・・。

「では、私が横山さんを連れ戻してくるので進行を森田さんに交代します。」

私は落ち着いてそして冷静に言った。

 私は、男子の学級委員である森田さんに進行用紙を渡して教室を出た。森田くんは責任感はあると思うのだが、積極性が足りない。

 私が教室を出てからしばらくして森田くんの自信のない声が聞こえてきた。


 よし、とりあえず横山くんの居場所を探そう。

 私は校舎の中をぐるぐるまわり横山くんを探した。しかし、なかなか見つからない。靴箱を確認すると彼の靴はちゃんとあったので、校内にいるとみて間違いないのだけれど。

 

 教室に戻ったのかもしれないと思い、引き返そうとした時だった。背中に変な気配を感じた。

「何!?」

慌てて振り返ると、いつもは普通の曲がり角で行き止まりのはずの場所に、長い廊下が続いていた。


 

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