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詩全集

俺は、ねずみ色に煙ったままでいる

作者: 那須茄子

本当は輝くはずだった虚像

俺のものだと言い張る今日でさえ

終わっていく過去に囚われてる


変わらない

変えられない

ただ俺一人

取り残されて


ねずみ色に煙った

灰皿の上で

軋んだ肺に

害を及ぼすのさ


さようならの音を

未だに引き摺って

改めようともせずに

分かっていながら

跡を辿るように繰り返す




本当は輝くはずだった虚像

俺のものだと言い張る今日でさえ

終わっていく過去に囚われてる


馴染めない

溶け込めない

ただ俺一人

取り残されて


明くる日を

ただ敬遠してる


さようならの音を

未だに引き摺って

改めようともせずに

分かっていながら

跡を辿るように繰り返す



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