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白川老人
「ねえ・・じいちゃんの事・・なんで?」
再び香織が、その事を聞いた。
「え・・ああ、なんとなく、体調は優れないとは聞いてるんだけど、時々苦しそうなんだ」
「そうなの・・お父さんは何も言ってくれないから」
再び無言の2人だった。
「ねえ・・」
「うん・・?」
「私と香月君の関係って?」
「えっ・・友達だろ?」
「じゃなくて、もっと特別のものとか?」
「・・好きか嫌いか、付き合ってるかって事?勿論前者だし、付き合ってる・・と思うんだけど」
香織は、いつに無く真剣な表情でもあった。
「相川さん・・」
「相川?ああ、あの新聞部の?」
「そう、私に付き合って下さいって」
「・・で?何て答えたの?」
香月が少し不機嫌そうな顔になった。




