表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い雲  作者: 白木
46/545

白川老人

「その、RCPなら、CHネバー・マイロード号じゃ・・」


 白川氏の2大著名鳩を、予備知識も全く無い香月が、苦も無く選び出したのには、流石に2人は驚いた様子だった。


「どうして、2羽が分かったのかな?」


 白川氏が聞いた。


「2羽とも、この中では、血統が恐らく違うんではないかと・・・?」

「何と!この大羽数の中で血統の違いを見抜いたのか・・へえ・・」


 川上氏が言った。

 白川氏が聞く。


「どこが違うと感じたのかな?」

「目です・・。」


 その言葉に納得したように、白川氏も川上氏も頷いた。


「このBオスこそ、参加2万数千羽と言う、日本一の選りすぐられた優秀な鳩群が参加する1100キロGNレースで、もっとも遠い1200キロ地点にありながら、2年連続快分速で総合優勝した奇跡とも言われる、超銘鳩、白竜号だ、日本鳩界、いや、世界競翔界の至宝とも言えるだろう」


 川上氏は上気した顔で言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ