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白い雲  作者: 白木
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新たな出会いと共に・・

「実はね、別室を用意してあるんだ。今日は時間を日下君にも取って貰っている。心ゆくまで話し合いたまえ。私は、客人との挨拶が終わったら行くよ。済まないが川上さん、家内の話相手になってやっててくれるかな?」

「はい、勿論です。楽しいんですもの、奥様とお話してると」

「イギリスへ渡って戻って来ない娘より、身近に感じるわ。私も楽しいわ、ほほほ」


 香月は一礼をすると、案内される別室へ日下さんと入った。既にテーブルには、食事の用意も出来ていた。

 香月の感激は言うまでも無い。日下氏は座るとすぐ、


「そうそう・・君は、あの白川さんの連合会所属だったね。白川系はどうなってるの?現在」

「はい・・川上氏と言う私の師匠でもあり、白川博士の一番弟子でもありましたが、故人の遺志により、白川系を引き継いでおります」

「以前より、強豪鳩舎で名高い人だが、近年の活躍は特筆すべきものがあるね」

「はい」

「君の主流血統は何かな?」

「ノーマンサウスウェル系、勢山系、ブリクー系、ハンセン系、シューマン系です」

「シューマン系と言えば、白川氏が日本へ初めて導入した血統だね」

「はい、ご存知でしたか」

「無名の鳩舎から、導入していきなり若鳩で、西コースの1000キロを優勝した事で当時話題になっているよ」

「その選手鳩2羽が俺の鳩舎に居ます」

「成るほど」

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