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白い雲  作者: 白木
361/545

チーム

「斎藤さん・・・」

「少しだけ・・このままで居させて。お願い」


 香月の行く所出会いがあり、心揺るがす何かがある。斎藤はこの後、ボランティアサークルに積極参加し、香織とも親友になり、サークルの香織と並んでマドンナ的存在になり、そして来生医師と幸せな結婚をする事になる・・。

 翌日になって、サークルの仲間が続々と訪れ、坂上と会った斎藤は、その場で入会した。改めて、香織と互いの自己紹介をすると、同年齢と言う事もあり、何年来の知己のように打ち解けて、たちまちの内に会話の華が咲いた。2人が親友になるのはすぐの事であった。

 皆が帰った後、香織が・・


「どうしちゃったの?彼女昨日とは別人ね」

「別に・・何も感じなかったけど」


 香月が笑った。香織も笑った。良き友人が出来たような嬉しさもあった。

 そこへ来生医師が入って来る。


「よお!さっき看護婦詰め所で、聞いたけど、俺も参加させてくれよサークル」

「喜んで!光栄ですよ、先生に加入いただけるなんて」

「ま、それはそうとして、退院は明後日にするかい?」

「ええ!」


 香月は嬉しそうに答えた。

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