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白い雲  作者: 白木
359/545

チーム

「あ・・ああ。そこのソファにでも座ってくれよ。俺もベットに座るから」


 少し沈黙があった。


「私ね・・思い違いをしてただけなの。いきなり再会した貴方を見て、余りに素敵過ぎたから」

「・・・・有難うと言えば良いのかな・・?」

「昼間に来てた方、一目で分かったわ。輝くような綺麗で明るそうな彼女。完璧に貴方とお似合いだって」

「・・うん・・」

「私ね、自分勝手に想像して浮き上がってて。貴方に彼女が居るなんて事を考えても居なかった。ただ嬉しかったの。この2日間」

「うん」

「もう、私なんか入る余地の無い位、親密な貴方達の雰囲気を感じて・・失恋した訳・・私は今日」

「嬉しいよ、君のような素敵な女性にそんな言葉を貰うなんて。・・もっと違う形で君とは会えば良かったかも知れないね」

「止めて・・そんな優しい事言うの、泣いちゃうから・・」


 斎藤和江のすすり泣きが聞こえた。


「御免・・」


 香月はつぶやくように言った。

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