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白い雲  作者: 白木
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出発

そして、今秋東神原連合会開催の最後を飾る総合ビッグレース、菊花賞は、午前7時快晴の空の下、放鳩された。真っ青に晴れ上がった空を埋め尽くすかのように、大きな一団、小さな一団は数百もの群れとなったが、数分間で視界から消えて行ったと言う。

鳩舎の前で、愛犬ドンと戯れながら香月は、高分速のレースを予想して、送り出した10羽の帰舎を早い時間から待っていた。最も今秋に期待する400キロ優勝の鳩。まっしぐらに帰って来る姿を香月は想像していた。そして、昼過ぎから待っていた香月の元へ「ワン!」ドンが吼えた。まっしぐらに鳩舎に落ちてくるようなそんな勢いで、1羽が舞い降りた。それは、やはり期待の1羽であった。もう何十回も経験した筈の帰舎なのに、香月は震える感動で、胸が詰まりそうになりながらゴム輪を外して、タイムした。いつになく香月は興奮していた。素晴らしく早い帰舎だ。それも期待する鳩であった。

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