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白い雲  作者: 白木
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出発

高橋「それだけ、佐野君や浦部君も頑張っているように、連合会のレベルアップがあると言う事だ。ここまで徹底した訓練をやって来たと言う事はむしろ、手腕の差だね、鳩のレベルはもう、殆んど並んでると思って良い。白川系すら、頭が取れないんだからな。ははは」

川上「全く!ははは。でも、むしろ、この場に居る面々が次の700キロ菊花賞の本命である事は、疑いなさそうですね」


 そう言う言葉に全員の顔が引き締まった。ジャンプする鳩舎、菊花賞の照準を合わせている鳩舎。それぞれにやり方も思惑もある。それぞれのスタイル、思いで競翔すれば良いじゃないか・・この400キロレースは叉新しい東神原連合会の方向を見帰りの道中、川上氏が言った。


「今晩は、君の意見を有り難く聞かせて貰ったよ。一つ、一つ、競翔が幕を開けるにつれ、君の訓練の結果が成果を示して来る。私も大羽数参加の安心感からか、どこか、詰めを誤っていたようだ。叉、磯川君にしても、少数精鋭主義と聞いていたのだが、まさか、大羽数を秋に持って来るとは思わなかった。競翔の駆け引きと言うのも、段々と皆がやって来るようになったね。」


 香月は答えた。


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