表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い雲  作者: 白木
312/545

出発

「私は日下部さんとは、年も近いし、大の仲良しなんで、良く遊びに行くんですよ。香月君と知り合ったのは、5月頃でしたが、凄く鳩競翔については詳しいし、理論も舌を巻く程です。私も競翔鳩の事を語らせたら、うるさい方なんですが、とても、とても。閉口してしまう程の鋭い質問を浴びせて来る。確か、佐伯君のハンセン系を使翔しているとかで、私もハンセン系を主流に使ってますけど、その特徴を私以上にずばりと突いて来る。聞けば、東神原連合会の香月一男だと言う。おお!あの雑誌にも載っていた子か・と思ったら、何だか私も愉快になりましてね。それからの知り合いなんですよ。中原連合会は、東神原連合会とエリアは変わり無いですし、それに・・天狗になってるつもりじゃ無いですけど、中原連合会に居ては、自鳩舎の向上が望めないと思ったんです。弱小連合会ですし、私が常勝を続けるんで、色々陰で言う者も居たりして・・。そんな話を日下部さんと話ししてたら、そんなら、香月君が是非東神原連合会に入会して一緒にやりましょうって言うんです。強豪が目白押しだからそう簡単に優勝させませんよって。あっはっは」

「あれは、冗談ですよお」


 香月が笑った。川上氏も笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ