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白い雲  作者: 白木
291/545

出発

「うふ・・・あら、忘れてた。貴方今日発表だったわよね。おめでとう!」

「って、何もまだ言って無いよ」

「その顔見てたら分かるわ。で?」

「ああ・・合格したよ。でも・・」

「教授賞じゃ無かったの?でも、助教授賞でも良いじゃないの」

「それが、学長賞なんだ。この数年で初めての事らしい」

「ええっ!S工大の世界でもトップクラスレベルの生徒が集まる200数十名の中で、最高の賞なの!」

「ああ・・驚いた」

「それじゃあ、もっと嬉しそうな顔するべきよ!。香月君ったら。でも、私はもう貴方には驚かないつもりだったのに、嬉しくて涙が出てきちゃう。もう、本当に香月君たら・・」


 シンクロするように2人の気持ちが、重なった。


「まあ、でもこれからだ。これからもっと忙しくなりそうだし、笹原、桑原チームの掛け持ちになりそうだから、2チーム参加なんて他にも居ないって。俺の体が持たないよ」

「それも、驚きよね。S工大のシンクタンクの一員だなんて。でも、本当におめでとう!お父さんにも報告しなくちゃ」

「近い内にお邪魔するよって言って」

「ええ」

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