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白い雲  作者: 白木
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出会い

 2人が帰った後、香月が帰る前にふと言った言葉が気になって、その後、川上氏は慌てて鳩舎に戻った・・

 そこで・・やはり・・。

 川上氏は一人、応接間に座っていた。香織が入ってきた。


「どうしたの?お父さん」

「あ・・いや、何でもないよ・・。そう言や今日来た香月君は、香織と同じ中学2年生らしい。芳川君と言う高校1年の子と来たんだが、その彼に聞くと成績の優秀な子らしいね」

「ふうん・・」


 香織はそれ以上は言わなかった。すぐ応接間も出て行った。

 実は・・この時川上氏は、驚いていたのだ。

・・・あの・・香月君と言う少年は現在80数羽居る選手鳩の中から、一羽の些細な程度だったが、病鳩を見抜いてしまった。何と言う・・。全く鳩すら飼った事も今まで無かった少年が、この鳩飼育歴30年の私でさえ気づかなかった小さな異変を・・。何かが違う・・あの少年は。

 そう言う驚きであった。


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