お題目:つんでれ
雨月「ういろうさんさぁ、ツンデレって知ってる?」
ういろう「知ってる知ってる。はは、雨月さんって覚えたての言葉使うなんて子供みたい」
雨月「それはいいから。で、どうなの(俺だってツンデレぐらいしっとるわい!)」
ういろう「あれでしょ、あれ、ギャップ萌えの一種っしょ。日頃はツンツンしているけれどデレデレしちゃう感じ。まさかあの真面目な人が犯罪を…そういった類。そんな事をするような人には見えませんでした。の一種」
雨月「ま、まぁ、そんなものだよね」
ういろう「もっと詳しく言うなら二次元界萌え門ギャップ亜門デレ鋼ツン目ツンデレ亜目かな」
雨月「…いや、それはいいよ」
ういろう「基本創作ものとかに出て来るよねぇ。つーかさ、素直じゃないやつをツンデレって可愛く言ってるだけじゃん」
雨月「ちなみにお勧めのキャラとかいる?」
ういろう「ツンデレで?…んー、無難なところべ○ー○とか海○雄○かな」
雨月「いや、確かにそうだけど」
ういろう「何?今度ツンデレもの?」
雨月「そうじゃないけどさ」
ういろう「ツンデレは常に幼馴染の立ち位置。駄目な主人公のすぐそばに居るのに一カ月以内に他の女に取られて涙をのむルートしか見えない…更に言うならいかに噛ませ犬っぽさを出すかが勝負どころだよね」
雨月「む、むくわれねぇ」
ういろう「でも努力次第でメイン昇格かも。というかこっちとしてはツンデレ嫌いだなぁ。さっさと想いを伝えろよと」
雨月「其処はそうしないとダメでしょ」
ういろう「だからさ、わざわざツンデレ要らなくない?後から加入させるツンデレってもう完全に噛ませ犬じゃん。しかも、後からだからキャラを親密にさせるため急接近させるし」
雨月「デレさせないとね、いや、デレなくても俺はいいけど」
ういろう「…ツンデレからのヤンデレ…ストーカーとか」
雨月「犯罪の匂いが…」
ういろう「ツンが先かデレが先か」
雨月「デレツンってどんな感じだろ」
ういろう「今の時代にラブレター、貴方が好きです。放課後裏庭に来てくださいと書いて呼びだすが、しかし、べ、別にあんたの為に書いたんじゃないんだからねって言わせてみる」
雨月「もらった方は大混乱。え、何これって言うよ」
ういろう「ツンデレは頭を叩いてから叩いた部位を撫でるふりしてちゅうをする」
雨月「ああ、そう。わかったよ」
ういろう「はいはい、雨月さんはいっつもこれだ。話しかけておきながらぷいっとそっぽを向く…嫌いだね、ぼかぁ」
雨月「悪かったよ」
ういろう「でもすぐに謝るところが好きだよ」
雨月「…落ちとしてはいまいち」
ういろう「べ、別にあんたの為にやってやったんじゃないんだからね!」
続け
ツンデレってなんですか?この質問を他人に投げかけると基本的に同じ答えが返ってくる。しかし、そこは人間で、もっと詳しい事を聞くと細部が当然変わってくる。人間って面白いですね。そんな私は胸の谷間派から尻の丘派に鞍替えしました。