7/7
片道の
ゆめは遥か
描いた夢はその胸に
いまも今でも これからも
道は決めたか
選んだ道は
手にした地図に
記した あの日
いくつもの
夜を明かし
いくつもの
雨と晴れ
いくつもの
迷いを断って
道を見る
決めかねた
洋服の色 組み合わせ
タンスをのぞいて
窓見れば
季節が終わりを告げていて
模様替えに戸惑った
あなたと逢ってた
私なら
季節を待たせは
しないのに
あなたと逢えない
私には
時空の消費が
罪となり
行きたい道も
数あれど
行きたい街も
数あれど
夢も希望も
溶けだした
アイスのように
溶けだして
原材料に戻ったわ
ふたり分の
甘い夢
ふたりの指さき
なぞったね
未知のらくがき
星座に消えて
かがやきと歩く
置き去りの今日
屋根裏に誘う
あなたは居ない
この手を引いて
上を見て
あなたの景色に
もう一度
あなたが描いた
未知の旅路
あなたの本気
笑った私
片道切符と
秋の空
片道のきみの
ゆめは遥か




