今日という日のファミレス
今日は市役所で自立支援手帳の更新手続きのために、診断書を取りに行き、今市役所にいる。書類を書き職員が確認中。
私は20代後半に『てんかん』が判明した。小学生のときに一度発作を起こしたが、検査結果は問題なかった。それから発覚するまで発作は起きず、普通の生活をしていた。
5年に一度発作があるかないかだったのが、35歳を過ぎたころから、1〜2年に一度発作が起き、しだいに1年、半年に一度発作が出るようになった。
原因としてはコロナで自宅で過ごさなければならなく、ストレス発散がままならなくなったのと、仕事のストレス。職員からの無視などパワハラ。いつ起こるかわからない発作に怯え、仕事ではパワハラでさらにストレスとなり、このままでは仕事を続けれないと退職した。
自立支援手帳は精神病の人が通院、薬代が割引になる仕組みだ。もちろん『てんかん』も含まれる。新薬しかなく、薬代が高く悩まされた。この仕組みで助かっている。『てんかん』は病状を緩和できても、治ることはない。このまま一生お付き合いしないといけない病気である。
自立支援手帳の手続きが終わり、外に出ると雨が降っていた。結構雨あしが強い。市役所に来る前に空に黒い雲があったが、やっぱり雨を降らせた。風も強く、雨も合わせると寒い。春の季節なのにこの寒さは辛い。
帰り道にファミレスがあったので、ランチも兼ね雨宿りすることにした。平日だったが、ランチの時間のもあり駐車場も店内も多い。出入り口すぐの3つならんだ椅子に1人女性が座っている。
「待っているんですか?」
知らない人ではあったが、確認のため声をかけた。
「いえ、ちがうのよ」
指さした方向に男性が会計をしている。家族だろうか、会計をしている間座って待っているということだろう。その人の前を抜けて座席のほうを見ると、店員さんが「座ってお待ちください」と、言われた。すごすごと女性の横に座る。そのあとに別のお客さんが入ってきた。
店員に案内され席に着く。今日は何を食べようか。チーズinハンバーグも捨てがたい。体重を気にして、決めづらい。メニューを見ていくと野菜が多めのパスタがあった。生パスタという文字が決め手になった。
今はタッチパネルでの注文で店員を呼ばずに、すぐ注文できて便利だ。パスタとトッピングで粉チーズ、ドリンクバーをつける。注文ボタンを押してすぐにドリンクを取りに行く。
4人席でも2人組のお客さんが多い。中には作業服を着ている男の人もいる。男性の客は特に少なく、女性が(ほぼおばちゃん)多い。隣に聞こえようが構わない声の大きさで話している。
私はスマホのゲームでドリンク飲み飲みパスタを待つ。
パスタが到着し、粉チーズをかける前に、味を確かめる。パスタがモチモチしてて、味付けはまろやかでおいしい。んで、粉チーズをかけて……んふ。おいしい。今の楽しみは美味しいものを食べること。初めての料理は冒険。定番の料理は無難な安定感でよし。
食後はドリンクバーでおかわりしつつ、スマホのゲームをしたり、インスタとかYouTubeとかみたり、ゆったりまったりする。家だと寝っ転がってスマホいじちゃう。ファミレスはホントに便利。何か集中して書類とか取り組みたいときに、ちょうどいい。ドリンクバーでいろんな飲み物を堪能できるし、合間にデザートとかポテトとか頼んで食べつつ作業する。ノートパソコンを持ち込んだこともあった。
みんなの憩いの場のファミレスに感謝。
帰り道は雨は止んだが、強風だった。寒いし、帽子が飛びそうー。