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なんと、自力で解決してしまうとは

煮詰まって変質してしまった魔力を、ディアナが独自に考案した蒸留法で処理した結果、驚くべきことにその魔力量を大幅に濃縮することに成功した。

これまでは、魔力は巨大なプールのような水瓶に注ぎ込まれていたが、今回の蒸留によって得られた魔力を貯める水瓶は、従来のわずか三分の一程度の大きさで済むようになっていた。にもかかわらず、ディアナの感覚によればその魔力の濃度は、元の三倍から五倍にまで濃縮されており、これは実質的にこれまで苦戦していた魔力圧縮に成功したに等しいと言えるだろう。


「はは、すげぇな……」


翌日、心配そうに声をかけてきたブルーノにこの結果を報告すると、彼は呆れたような乾いた笑みを浮かべた。


「うふふ、そうでしょう。わたくしもまさかこれほど上手くいくとは思ってもいませんでしたもの」


クラリッサは眠たげな目をこすりながらも、胸を張ってまるで自分のことのように嬉しそうにブルーノに語りかけた。その顔には、ディアナの成功を心から喜ぶ純粋な喜びが満ち溢れていた。

その後もディアナは検証を重ねていく。

すると、元の魔力を蒸留するよりも、一度魔力を煮詰めるという工程を挟んだ方が、蒸留後の魔力濃度が高いという新たな発見があった。この発見により、魔力を蒸留する前に必ず魔力を煮詰める作業が必要となるため、その分手間はかかるようになったものの、得られる魔力の質は飛躍的に向上した。この手間さえ惜しまなければ、より濃度の高い魔力を安定して得られるようになったのだ。


「なんと!? 自力で固まってしまった魔力を溶かしてしまうとは……」


魔力の蒸留に成功し、さらに煮詰まって固まってしまった魔力を溶かすことにも成功したという一連の報告をアレクシスにすると、彼の目は驚愕に見開かれていた。普段は温和な笑みを絶やさない彼が、ここまで露骨に驚きを露わにしている姿は、ディアナが彼に与えた衝撃がいかに大きかったかを物語っていた。

長年魔法師として第一線で活躍してきたアレクシスだったが、今まで変質した魔力を自力で解決したという話は、一度たりとも耳にしたことがなかった。ましてや、魔力を濃縮することで、圧縮と同様の効果までもたらしてしまうとは、まさに常識を覆す偉業だった。

さすがのアレクシスも、ディアナの規格外とも言える発想と、それを現実のものとする能力の非常識さに、驚きを禁じ得なかった。


「ふむ、其方の話では、どうやら魔力圧縮と同様の効果が出ているようじゃな。まさか、このようにして魔力を濃縮してしまうとは思いもよらなんだわい。これは驚きじゃ。其方は実に面白いことを考えるの。その発想力には非常に興味をそそられる」


アレクシスはそう言って、目を細め、何度か大きく頷いた。


「便宜上、其方のおこなった画期的な方法を『魔力濃縮』とでも名付けようかの。今まで其方と同じように魔力圧縮に挑戦し、しかし上手くいかずに断念せざるを得なかった者達が、この新たな方法によって救われることになるやも知れんのう」


アレクシスは、ディアナが偶然にも見出した「蒸留」という概念を用いた魔力の精製方法を、正式に「魔力濃縮」と命名した。

これにより、これまで魔力圧縮の壁にぶつかっていた多くの魔法士達に、全く別の、そして可能性に満ちた道筋が示されることになった。


「それで、魔力を一度煮詰めた方が、より高い濃縮率の魔力になるとな?」


アレクシスは核心を突くように尋ねた。彼の目は、ディアナがもたらすであろうさらなる驚くべき事実に期待を込めて輝いている。


「はい。あたしの魔力を普通に蒸留するよりも、一度煮詰めた魔力を使った方が、濃度の濃い魔力になりました」


「ふむ、これは実に興味深い話じゃの。煮詰めることによって既に濃縮されていた魔力が、さらに蒸留されることで一層濃縮されたというわけか。煮詰めれば煮詰めるほど魔力濃度は高くなりそうじゃ」


アレクシスは深く納得したように頷いた。

ディアナの発見は、魔力の精製に関する従来の常識を根底から覆す可能性を秘めている。しかし、同時に彼は、その危険性についても見過ごすことはなかった。


「じゃが、やり過ぎは禁物じゃぞ。前にも言ったと思うが、魔力が完全に固まってしまえば、命の危険があるでの。やるなとは言わんが、……そうじゃな、煮詰めるのは今回試した程度までにしておくことじゃ。それ以上は、危険すぎる」


アレクシスはディアナを案じ、真剣な眼差しで注意を促した。


「はい、気を付けます」


ディアナは、アレクシスの言葉に安堵の表情を浮かべ、笑顔を見せた。

もしかしたら魔力を煮詰めること自体を禁じられるかも知れないと案じていたため、彼の理解ある言葉に心底ホッとしたのだ。

煮詰める割合を増やせば増やすほど、濃縮された魔力の濃度は劇的に上昇するように感じられた。しかし、それに比例して、そのドロリとした魔力は非常に扱いづらく、制御が困難になることもディアナは肌で感じていた。

今回試した程度までの濃度であれば、なんとか蒸留可能だったが、それ以上は危険だと直感的に理解していた。そのため、アレクシスも同じ意見だったことに、ディアナは心から安心した様子だった。


「それで、蒸留することによって、煮詰まってしまった魔力はすべて溶かすことができたのかの?」


アレクシスは、ディアナが直面した最大の課題について、慎重に尋ねた。彼の視線は、ディアナの答えに全ての期待を込めていた。


「いえ、実はどうしても蒸留できないものが残っていたんです」


ディアナはそう言って眉根を寄せた。

それは、魔力を蒸留した際に、どうしても蒸留しきれずに残ってしまったものだった。

上澄みの魔力に近いものを感じるものの、それ自体には魔力が一切感じられない。まるで魔力濃縮の過程で生まれた、純粋な残りカスとでも言うべきものだった。


「なるほどのう。残りカスとな?」


アレクシスは腕を組み、顎髭を撫でながら、興味深げにディアナの話を聞いていた。


「はい。上澄みのように放出することもできないんです」


ディアナは力なく答えた。

魔力が含まれていないためか、魔力放出しようとしてもわずかな反応すら見せない。それはただそこに存在し、ディアナの魔力濃縮の試みを阻害するかのようだった。

今のところたいした量ではない。しかし、煮詰めた魔力を蒸留するたびに出続けるようだと、これを処理できなければ、将来的に魔力量を圧迫してくるかも知れない。


「だったら焼却すればどうかの?」


「えっ?」


アレクシスからの思いもかけない意見に、ディアナは思わず目を見開いていた。

その提案はあまりにも単純明快で、彼女の頭には全く浮かばなかった発想だったからだ。しかし、アレクシスの顔には、冗談を言うような雰囲気は一切なく、真面目そのものだった。


「おそらくそれは魔力に混ざってる不純物が、蒸留によって分離されたものじゃろう。ということはまさしくゴミなんじゃ。ゴミなら燃やすのが一番じゃよ!」


半信半疑のまま、ディアナはポットスチルの傍に貯めてあった小さな残りカスの残骸に、火を点けてみた。


「あっ、嘘!?」


すると、ディアナが驚くほどあっさりと燃え上がり、一瞬で残りカスが消えてしまった。煙も臭いもほとんどなく、まるで最初から何もなかったかのように、黒い塊は跡形もなく消え去ったのだ。


「……なくなりました」


ディアナは、キツネにつままれたような顔をアレクシスに向けた。

まさか本当に燃やせるとは思ってもみなかった。


「ゴミは焼却処分が一番手っ取り早いからの」


アレクシスは何でもないことのようにそう言うと、片目をつぶって見せるのだった。

ディアナの小さな懸念が消えたことで、その日から彼女は本格的に魔力濃縮に取り組むようになった。

魔力総量を減らすことに成功はしたものの、一度煮詰める作業が挟まるため手間は増える。しかし濃縮した魔力は扱いやすく、威力も格段に上がるため、ディアナは空き時間ができると、せっせと魔力を煮詰めるようになっていた。






「どうするんだ? もう明日だぞ!」


魔力濃縮の発見から数日、代表メンバー発表が明日に迫っていた。

屋上では、代表メンバー入りを目指す生徒たちが熱心に練習に励んでいたが、ディアナだけはどこかのんびりとした様子で、ブルーノは思わず声を荒らげていた。

彼女は今、屋上で濃縮した魔力を用いて、習熟訓練をおこなっているところだ。

それまで模擬戦への出場にこだわっていたディアナだったが、魔力濃縮を始めてからは、まるで憑き物が落ちたかのように、メンバー入りへの執着を見せなくなっていた。その豹変ぶりに、周囲の生徒たちも戸惑いを隠せないでいた。


「別に今回は選ばれなくてもいい。それに代表はもう辞退した」


ディアナのその言葉に、ブルーノは自分の耳を疑った。あれほどまでに模擬戦の出場にこだわり、必死で魔力を溶かすための模索を続けていたはずだ。そのための魔力濃縮を発見したのだと、ブルーノは信じていた。

だが、ディアナの口から出た言葉は、彼が想像だにしない言葉だった。


「何故だ!? 魔法の威力も精度も上がったんだろう?」


信じられない思いで、ブルーノはディアナに詰め寄った。しかし、ディアナは落ち着いた表情で首を横に振る。


「咄嗟のときの制御がまだ怖い。制御を間違うと相手を傷付ける」


確かに、ディアナの魔法の威力は以前と比べ物にならないほど向上していた。しかし、魔力が濃縮された分、その制御は難しくなっていたのも事実だった。

詠唱を行えば問題なく魔法を放つことができるが、無詠唱の場合、瞬時の判断で魔法を使う模擬戦においては、その制御にまだ不安が残るのだ。

そのため対戦の約束をしていたウルスラにも、もう謝ってきたのだと言う。

彼女も驚いていたが事情を話せば、「じゃあ、対戦は来年の楽しみにしよう」とすぐに納得し、来年の対戦を心待ちにするように、笑顔でそう言ってくれたのだ。


「そ、そうなのか……」


ブルーノは、ディアナの決断の重さを改めて感じていた。


「ん。だからブルーノはあたしの分も頑張って」


ディアナのまっすぐな瞳に見つめられ、ブルーノは言葉を詰まらせた。


「あ、うん。……わかった」


ブルーノもまた、ディアナと模擬戦で対戦することを密かに楽しみにしていた一人だった。そのため、ディアナから応援されても素直に喜ぶことはできず、複雑な表情を浮かべるしかなかった。






談話室の窓から差し込む夕焼けが、ルーカスの疲れた顔に影を落としていた。

選考期間の最終日。明日になれば、ヴェットカンプの代表メンバー表を提出しなければならない。しかし、彼の目の前にあるメンバー表は、まだ完全には埋まっていなかった。


「どう、ルーカス。代表メンバーは決まった?」


エミーリアが温かいハーブティーを差し入れながら、心配そうな顔で問いかけた。その香りが張り詰めた室内の空気を少しだけ和らげる。


「エミーリアか……」


ルーカスは重い息を吐きながら、ゆっくりと顔を上げた。その目元には、くっきりと隈が刻まれている。例年であれば、この時期にはすでにメンバーは決まっているはずだった。だが、今年は違った。未だに彼の頭を悩ませ続けているのだ。


「その顔じゃ、まだ決めかねているようね」


エミーリアは彼の隣に腰を下ろし、手元にあるメンバー表を覗き込んだ。そして、意外そうな表情で眉を上げた。


「あら? ほとんど埋まってるじゃない。何を悩んでいるの?」


ルーカスのメンバー表は、彼女の予想に反して空白が少なかった。個人の競技はもちろん、団体競技であるレヴィアカンプフェのメンバーも、控え選手に至るまですべて埋まっている。例年、最後まで頭を悩ませるのがレヴィアカンプフェのメンバー選出なのだ。


「今年の一年生をどう使うかで悩んでる」 


ルーカスは絞り出すような声で言った。

今年の一年生は例年になく有望な選手が多く、その才能をどこで、どのように活かすべきか、それが彼にとって最大の難題だったのだ。


ルーカスはソファに深く身を預け、大きく伸びをした後、ゆっくりと天井を仰ぎ見た。

今年の新入生は、ルーカスの期待を遥かに上回る優秀な学生ばかりだった。

特にディアナをはじめとしたユンカー出身の三人は、即戦力と呼ぶに相応しい才能の持ち主で、飛行魔法の成績次第では、レヴィアカンプフェのメンバーに入れようと密かに考えていたくらいだ。

しかしメンバー選考が始まった矢先、クラリッサが共同研究に専念するため、辞退を申し出た。優秀な学生は引っ張りだことなるため、ある意味早い者勝ちとなるのだ。そういう意味では、出遅れてしまったルーカスが悪かったと言える。だが、ルーカスにとってそれ以上に予想外だったのは、メンバー入りが確実視されていたディアナの不調だった。

彼女が体調を崩したという知らせは、ルーカスを大きく落胆させた。それでも彼は、ギリギリまでディアナのメンバー入りの可能性を探っていた。ディアナが出場できるか否かで、アインホルン寮の成績が大きく左右されると考えていたからだ。それほどまでに彼女の能力は、アインホルン寮内で群を抜いて突出していた。

ルーカスは、ディアナの回復をギリギリまで待つことを決めていたが、彼女の不調は彼らが想像していた以上に深刻なものだった。

だが、ルーカス自身、ディアナの選出を諦めようとしたまさにその時、彼女の不調が治まったという朗報が飛び込んできた。それを聞いた瞬間、彼はもうディアナの名前をメンバー表に記載していたほどだ。しかし後遺症とまでは言えないものの、魔法の感覚に違和感が残るため、今日になってディアナから辞退の申し入れがあったのだった。

ルーカスは、ディアナに大きな期待を寄せていた分、彼女が辞退したことによるショックは計り知れないほど大きかった。もちろん、他のメンバーも一生懸命練習に励んでいたが、ディアナの圧倒的な実力を目の当たりにしてしまった後では、彼らの努力でさえ児戯に等しいとさえ感じてしまうほどだった。


「仕方ないわよ。もともと一年生にはそれほど期待してなかったじゃない」


横からかけられた言葉に、ルーカスは静かに目を閉じた。それは彼の内心を見透かしたような、冷徹な現実だった。

エミーリアが慰めるように言うが、彼女も実力者として名を知られているがヴェットカンプのメンバーには入っていない。それどころか、クラリッサを共同研究に誘ったのは、彼女自身だったのだ。ルーカスは、そんなエミーリアに恨みがましい目を向ける。その視線には、裏切られたような深い失望と、やり場のない怒りが入り混じっていた。


「ボクがこの一年、ヴェットカンプにどれほど情熱を注いでいたか、知らないわけじゃないだろう? 考えてもごらんよ、今年はいいところまでいけそうだと考えていた研究が、直前になって発表できなくなったようなものなんだぞ」


彼は拳を強く握りしめ、震える声で訴える。

その悔しさは、この一年の努力が水の泡になるかもしれないという絶望感からくるものだった。


「ルーカスがどれほどヴェットカンプに入れ込んでいるかくらいわかってるわ。でもね、あなたと同じくらいわたしもこの研究発表に賭けてるの。それはあなたも知ってるじゃない! それにまさかわたしも、クラリッサがこちらの研究に専念するとは思ってなかったもの」


エミーリアは、普段の冷静沈着な様子からは想像できないほど、感情を露わにして反論した。彼女の言葉には、ルーカスの落胆を理解しつつも、自分もまたこの研究に心血を注いできたという、強い思いが込められていた。

彼女はこれまで、学業と並行して研究を続けてきた。幾度となく発表の機会を模索し、挫折も経験してきた。三年生になり、ようやく巡ってきた研究発表のチャンスは、エミーリアにとってまさに念願の舞台だった。

だからこそ、成績優秀なクラリッサに協力を求めた。

しかし、エミーリアもまさかクラリッサが、ヴェットカンプの代表を辞退してまで自分達の研究に尽力してくれるとは夢にも思わなかった。クラリッサの協力は、エミーリアにとって大きな喜びであると同時に、予想外の展開でもあった。


「あなたの落胆する気持ちはわかるわ。わたしだって寮の皆には頑張って欲しいと思ってるもの。だけど悔やんだってしょうがないじゃない。出場できるメンバーで悔いのないように戦うしかないわ」


エミーリアは、少しだけ冷静さを取り戻し、優しく、しかし毅然とした口調でルーカスに語りかけた。彼女自身も、ディアナの出場辞退がチーム全体に与える影響を理解していた。しかし、嘆いてばかりいても何も解決しないことを知っていた。


「……そうだね。いくら考えてたってディアナが出場できるわけじゃないし、これまで一緒に頑張ってきたメンバーでやるしかないか」


エミーリアの言葉に、ルーカスははっとしたように顔を上げた。

開き直ったように、彼は爽やかな笑顔を浮かべた。その笑顔は、これまでの苦悩を乗り越え、前向きな気持ちに切り替わった証だった。彼は手にしたメンバー表をぎゅっと握りしめ、立ち上がった。






そして、ついにヴェットカンプの代表選手発表の日が訪れた。

学園全体に緊張と期待が満ち溢れる中、候補者たちはそれぞれの運命が告げられる瞬間を待っていた。

ブルーノは、一年生ながらも周囲の期待を裏切ることなく、魔法の速さを競う競技「ブリッツ」と「模擬戦」の両方で順当に代表選手に選出された。彼の圧倒的な魔力は、入学当初から学園内で注目を集めており、この選出は誰もが納得するものだった。特にブリッツでの彼の速さは群を抜いており、上級生たちをも凌駕する勢いであった。

一方、最後までルーカスを悩ませたディアナは、事前に模擬戦の代表辞退を表明していたこともあり、その枠からは落選した。彼女の魔法の才能は誰もが認めるところであったが、魔力の変質という想定外の事態に直面した結果、辞退という結果となったのだ。しかし補欠として、魔法の威力を競う「アングリフ」のメンバーに名を連ねていたのであった。

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