表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
679/731

679 長官から与えられた任務

 大広間にいた隊員達が興味深げにハワードを見ている。

 すでに、ハワードがしばらく滞在することになったと説明してある。

 当然、ハワードがアンドロであることも。


 コリネルスが洞窟で守るべき事項を説明し始めた。

 明らかに憎悪の目、疑念の目を向けている者もあるが、総じて、仕方がないというムードだった。



「部屋の準備が整えば、同室の隊員が迎えに来る。その後は原則的に自由に過ごしてもらっていいが、当面は同室の隊員と行動を共にしてもらう」

「ご配慮、感謝します」



 立ち去ろうとすると、呼び止められた。


「ンドペキ隊長」

「なんだ」

「長官から与えられた任務ですが」

 と、小声で言う。


 ンドペキは、それは聞かないでいた。

 長官が直々、この男に指示したこと。

 自分が聞いておかなければいけないことではない。

 必要があればレイチェルから伝えられるだろう。


「内容を申し上げることはできません。ですが、これは承知しておいていただきたいのです」


 ん?

 ンドペキは向き合った。


「あなた個人に関わりのあることなのです」

 と、言ったからだった。



「私が情報部の職員だからといって、あなたの身辺調査という類のことではありません」

 意味がわからない。


「もちろん、あなたを窮地に陥れるという類のことでもありません」

「よくわからないが?」

「すべては長官のご意向です。ご存知だと思いますが、彼女は純粋です」

「それは承知しているつもりだ」

「よかった。私を信頼してください」

 と、ハワードは笑みを浮かべた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ