表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
621/731

621 解放された心は、自由に行き先を選べるはず

 レイチェルに対する考え方も少し変わった。


 なんとなくフワフワしていて、ンドペキにベタベタしているだけの女だと思っていたが、それはンドペキやハクシュウによって救出されたのだから当然ではないか、とも思えるようになった。


 そのきっかけはロクモンに対するあの厳しい態度。

 あの時、レイチェルの本来の日常、彼女の立場、が垣間見えた。

 そして彼女のものの考え方も。


 すごい人なんだ、と素直に思えるようにもなっていた。



 パキトポークやスジーウォンも好きになれそうだったし、コリネルスは以前と同じように、いろいろな話を聞かせてくれる。

 ンドペキも、それとなく気遣ってくれる。

 撹乱作戦に参加してくれたスミソとは、冗談を言い合える仲になった。

 以前は、嫌味ばかり言ってたシルバックとさえ、互いの装甲がおしゃれだとかかわいいとか言い合えるようになった。

 そして、ネールも。


 みんな友達?

 パパが話してくれた言葉は心に残っていたが、友達って言っていいかも、と思えるようになっていた。



 私の心は洞窟の中。

 水流を下って海に行く?

 それとも、大空を駆け巡る?

 パリサイドの脚に掴まって?


 解放された心は、自由に行き先を選べるはず。

 閉じこもっていてはダメ。

 

 羽ばたけ。私の心!

 歌声に乗って、力強く!


 ヘルシードのひとつ目のお姉さんが歌っていた歌。

 パパが歌詞を教えてくれた。

 アジサシって鳥? どんな鳥か知らないけど、素敵な歌。


 私は、雲?

 ンドペキは鳥?

 よく分からないけど。

 あなたがいるから。

 友達がいるから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ