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ニューキーツ/美少女戦士 膝を抱えての段:SFミステリー/トゥシー・イントゥ・ザ・ヒューチャー第1話  作者: 奈備 光
50章 こいつ……、呪術師……、何を知っているんだ……
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575 あいつは憎しみの化け物

 ライラは、まだ話していたいようで、別の話題を持ちだした。


「あんた達は会ったのかい? オーエンに」


 部屋を辞したかったが、老人の話は最後まで聞かなくてはいけない。

 ライラ自身が、そう言っていた。

 また怒り出されてもかなわない。


「うちの亭主も、これで生きがいができればいいんだけどね」

「会いましたよ。声だけですが」

「ハハハ、そりゃ、声だけさ。あんたと一緒で、あいつは一応、アギだからね」


 一応はアギ……。


「オーエンは、あのどでかいチューブに巣食っている。あそこが離れられないんだね。まるで妖怪さ」

 ライラがまた大きな声で笑った。


「きっと、念願の実験か何かをしたいんだろうよ。うちの亭主が呼ばれたってことは」



「実験?」

「よくは知らないさ。でも、どうせまた次元の扉を開発するつもりだろ」

「すでにありますよね」


「あんな陳腐なものじゃない。彼が狙ってるのは、街ごと異次元に飛ばしてしまうことができるようなやつ。しかも、人間を生かしたまま、移動させられるやつ」

「ほう!」

「そういうものを作って、何をしようとしているのか、わからないでもないけどね」



 そんなものが開発できるのだろうか。

 アギであるオーエンと、ホトキン二人で。

 しかも、あの施設の運用が終了してから数百年が経っている。

 電力もまともに供給されていないはずだ。原則的には。



 ライラの話が続いている。


「あいつは憎しみの化け物」

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