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529 これから先自分がどうなるかって
チョットマにとって、理解しがたい話だった。
私もンドペキが好き。
ハクシュウも好き。
もちろん、パパも好き。
でも、今、アヤが言ったような割り切った考えはない。
思ってもみなかったこと。
しかし考えてみると、これから先自分がどうなるかって、実際はあまり考えたことはない。
考えているふりをしているだけ?
それで、自己満足してるだけ?
チョットマは、自分がまだまだできていないな、と思った。
一方で、アヤは死にかけて……。
「ねえ、チョットマ」
「なあに」
「もっと仲良くなりたいね」
「よね!」
やがて、大広間で作戦会議が開かれた。
冒頭に、ンドペキが報告した。
「街は、すでにアンドロに押さえられている。イコマ氏の情報によれば、一時間ほど前、アンドロ軍がどこからともなく現れ、政府軍を急襲したらしい。生き残った防衛軍は城外に逃れている、とのことだ」
隊員達の呻き。
「ニューキーツが……」
「アンドロが……」
万事休す。
「もうひとつ。街の噂だ。レイチェル救出に向かった政府軍。監禁施設内で、ハクシュウ率いる精鋭部隊によって壊滅したという話で持ちきりだそうだ」




