表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
526/731

526 姉妹のようなもの

 小柄な女性が横たわっていた。

 危惧してしまうほど、顔色が悪い。


「ンドペキ隊所属のチョットマといいます」

 と挨拶して、部屋に入った。



 バードは、はにかんだように笑うと、

「あ、助けて、くださって、ありがとう、ございます」

 と、声を出した。

 たどたどしいが、想像していたより、声は元気そうだ。


「あ、いえ、私は何も」

「本当に、ありが、とう、ございます」

 バードは、チョットマがハクシュウに頼んだことを知っていた。


「それに、ホトキンという人を、連れてきてくださって、あそこから、出ることができました」

「いえ、たいしたことは……」



 本当は大きな犠牲を払っている。

 ハクシュウとプリブを失った。

 ただ、そこに触れるつもりはない。

 彼女の気持ちを萎縮させる必要はないし、彼女には責任もない。



「あの、バードさん、んと、アヤさんとお呼びすればいいでしょうか」

「アヤと、呼んでください。あなたと私、パパを通じて、姉妹のようなものですから」

「あ、はい!」


 チョットマは、パパが自分のことを話してくれていたことに少し驚いた。

 驚くと同時に、暖かいものが込み上げてきた。


「じゃ、チョットマと呼んで」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ