表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
517/731

517 ターゲットは北軍!

「退避します!」


 くそ!

 間に合わない!

 今、洞窟から出陣しても、戦場に到着するには最低でも数十分はかかる。


「ちきしょう!」

 それでも、ンドペキはフライングアイを引っ掴み、大広間に走った。

「レイチェル! ここにいろ!」


 ンドペキ隊の戦闘準備はすでに整っていた。

「これより、政府軍の援護に向かう!」

 そう叫んで、洞窟の入り口に突進した。


 すでに、洞窟の入り口を塞いでいたカモフラージュは取り除かれ、パキトポークとスジーウォンの隊は、洞窟の外で命令を待っていた。


「隊列は無用! 戦場に急げ!」



「あああっ!」

 イコマが叫んだ。

「新手が現れた! 南から!」

「どこの軍だ!」

「わからない! 北軍に砲撃を始めている! その数約五十!」

「よし!」


 南軍!

 何とか、持ちこたえろ!

 ンドペキはがむしゃらに走った。



「北軍、後退を始めた!」


「南軍、隊形を立て直した! 三つの隊に編成を変えた!」


「北軍、いよいよ後退!」



 南の空におびただしい閃光が走っていた。


「北軍を挟み撃ちにするぞ! 旗指物のない兵が北軍! ターゲットは北軍!」

 ンドペキは号令を下した。


「いいか、よく聞け! このまま進めば、北軍の北西からアタックすることになる! 半ば敗走兵だ! がむしゃらに向かってくる恐れがある! 注意しろ!」



 次々にイコマが戦況を伝えてくる。


「北軍は引いている。しかし、秩序は保たれている!」


「捨て駒を使っている! 本隊は無傷!」


「なおも撤退! しかし余裕のある引き際!」


「北軍、東北東に進路を転換!」



 こちらの動きを察知したか!

 東北東に向かうとなれば、追いつかない。


「北軍を追走する!」

 ンドペキは叫んだ。

「僚軍が右から接近! どこの隊か不明! だが、敵と見誤るな!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ