503/731
503 チョットマ、説明しろ!
ハクシュウの死の原因となったレイチェル。
チョットマは掴みかかりたい衝動を押さえ込んだ。
レイチェルは平然と歩み寄ってきて、ンドペキの横に座る。
フン。
髪の色がぜんぜん違うじゃない。
私の方が、もっとかわいい、と思うけど。
正面にいるレイチェルに、ますます腹が立ってきた。
場の中央に座っている。
そして、ずっとンドペキの顔を見上げている。
なんだ、あの女。
ンドペキにべったりくっついて。
癪に障る。
くそ!
チョットマは、なるべくンドペキを見ないようにした。
レイチェルが目に入ってしまうから。
「チョットマ、説明しろ!」
突然、ンドペキに指示されて、チョットマはうろたえた。
聞いていなかった。
何を説明する?
「え、あの」
視線が集まっている。
その中に、レイチェルの視線もある。
フン!
クソ、クソ、クソ!
チョットマはびっくりした。
自分の口から出た言葉に。




