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484 ぶしつけな質問であろうが

 レイチェルが即座に答えた。


「はい。あの施設にはたくさんの入り口があります。稼動していた時代には、それらの入り口を使ってメンテナンスをしていたといわれています。ご存知かもしれませんが、私達はその施設を牢獄として使っています。したがって、それらの出入り口は常に監視の対象です」



「では、エーエージーエスの外で、ハクシュウ隊とあなたを追ってきた隊はいかがですか」

「通常、施設の見回りはそれほど大きな集団で行うことはありません。とはいえ、敵の軍か正規軍か、私にはわかりません」


「今、この洞窟の近くに集結している軍も?」

「はい」

「では、それらがアンドロの軍である可能性について、確認させてください」

「ええ」


「街は正規の防衛軍が掌握しているのに、アンドロの軍はこの荒野に展開できるものでしょうか」

 これにもレイチェルは即答した。

「可能です」



 街の長官であり、ニューキーツ軍の最高指揮官であるレイチェル。

 彼女に対しぶしつけな質問であるし、機密に関わる質問でもあろうが、イコマは気にしない。


 アヤをエーエージーエスから助け出すため、ンドペキが向かってくれている。


 万一、その前に荒地軍に襲われた時、ホトキンを生かしたままオーエンに引き渡すことができるだろうか。


 その不安がある以上、事態の詳細をできるだけ知っておかねばならない。


 幸い、レイチェルは、精一杯話そうとしてくれている。

 彼女とて、アヤ、つまりバードを早く助け出したいと願っているはず。

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