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481 確かめねばならぬこと やらねばならぬこと

 あの推理会議から、五日が経つ。

 いよいよ、明日から、新しい一章が始まる。

 ニューキーツの街の奪還に向けて。



 エーエージーエスに籠った荒地軍は今。

 そして本当に敵なのか。



 KC36632が殲滅した軍はどこの所属のものだったのか。



 そもそもタールツーとは。

 子供を産んだ?

 ベールに包まれたアンドロ……。

 人としての感情を持ちたいと強く願っている高齢のアンドロ……。

 彼女がやりたいこと。得たいもの。

 なんなのだろう……。



 チョットマをつけ狙うクシとは。

 なぜ、チョットマだけを襲う。



 レイチェルのシェルターはいずこに。

 ロクモンが教えてくれた出入り口の場所。

「ヘスティアーに保護されし孤児、生贄を喰らう」

「ラーに焼かれし茫茫なる粒砂、時として笑う」

 とは。



 ユウが言った「呪われた体」

 なぜ、そう言ったのだろう。

 パリサイドの身体に隠された秘密を、いつかは知りたい。

 ユウをもっとよく知るために。



 オーエンの目論見とは。

「やつらが地球に帰ってきた! すぐにあれを再開せねば!」


 やつら、とは。

 あれ、とは。

 オーエンとホトキン、二人で何をしようとしているのだろう。




 そして何より、レイチェルの行方を。

 もし亡骸となって海に沈んでいても、見つけ出し、弔ってやらねば。

 思い出となった洞窟で、あるいはンドペキの部屋の前で、彼女を偲びたい。




 そんな疑問。

 謎。

 確かめねばならぬこと。

 やらねばならぬこと。


 洞窟に篭っていては、何も見えてはこない。


 そう。

 物語は始まったばかり。


 街の奪還に向けて、行動あるのみ。

 そんな気分が洞窟内に静かに沸騰していた。


 ここに生まれた信頼の太い絆。

 隊員たちの明るさ。


 これがあれば、勝てるのではないか。

 街の奪還の先に、自由で愛に満ちた新しい世界を切り開けるのではないか。

 イコマは、ンドペキは、そう思うのだった。




「ねえ、チョットマ」

「なあに?」

「……きれいだよ。最近、特に」

「うわおっ! パパが私を口説いた!」





おしまい

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


この「ニューキーツ」は、長編「トゥシー・イントゥ・ザ・ヒューチャー(4部作)」の序章ともいえる位置づけです。


次の編では、いくつかの謎や疑問を抱えたまま、東部方面攻撃隊は街を奪還するべく、洞窟を出て行動を開始します。


サントノーレ ------(美少女戦士 翼に包まれての段):トゥシー・イントゥ・ザ・ヒューチャー第2話

なろうNO n7425bm

やはり、ミステリー風味を加えたSFです。


まだ地球上?が主な舞台ですが、別次元を垣間見、最後には……。

ンドペキに、チョットマに、何が待ち受けているのか、お楽しみに。


どうぞ、引き続き、お付き合いくださいませ。

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