圧倒的えもーしょなる
夜は楽しいです◎
真っ暗でひとりの空間ができたら、そこは自分の世界に変身して、スライムとか海の底とか、重力がおかしい空間に沈んでいってる、、みたいな感覚になります。
夜はいろんなことを考えてしまう。
部屋の電気を消して、iPadの青白い光がピカピカしながら、好きなバンドの音楽が流れている心地いい空間だ。
やけに時間が進むのが早く感じたりもするし、それに気づいて絶望感に苛まれることもあるけど、
学校のこと、友達のこと、明日の放課後に行くライブのこと、人生のこと、不意にくる死にたい時の感情のこと、次々に問題は浮かんできて、ちょっとぼーっとしながら考えるけど、ふと耳に戻ってきたバンドの曲で炭酸のようにしゅわしゅわと消えていく。
そうして、次の日のお昼頃に思い出す。
とにかく、夜はとってもいい。
イヤホンをさして口パクをしながら、夜道を散歩したり、まるで自分がその曲の主人公になったかのように妄想したり、ひとりでなんでもできてしまって、できるような気がしてしまって、恥ずかしさが吹っ飛んだ気がして、でもすぐに我に返って、
コロコロと感情や表情を変えても、誰にも見つからない、とても素敵な時間だ。
読んでいただきありがとうございます!