39.密偵見習いは自覚がない(前)
長くなったので分けました(´-ω-`)
いよいよ最後の競技、玉入れだ。これは全員参加なので移動する。
「ねぇアイリス、何だかケイジュ様の台詞が気にならない?どう思う?(´・ω・`)」
途中チューリ嬢が尋ねてきた
「さぁ…どうせこれから始まるしすぐわかるのでは?(´-ω-`)」
「まぁ…それもそうね(;´・ω・)」
話してるうちに所定の位置につく
「それでは最後の競技です、皆さん頑張って下さい(*^▽^*)」
パーン!
学園長の言葉と共に合図が鳴り一斉に玉が投げられる
~10分後~
「オラオラくらえ―――!」
「やりやがったなこの野郎!!」
「日頃の恨み―――!!」
「金返せ―――!」
「腹減った―――!」
「給料上げろ―――!!」
「彼氏欲しい―――!」
「……なるほど」
ケイジュの言った意味が分かった。
開始からすぐ混戦状態になりもはや敵味方関係なくなった。籠そっちのけで個人的感情で投げてる
しかも中には職員や全く関係ない台詞も混ざってる。
「ようアイリス、調子はどうだ?(#^^#)」
混戦状態を潜り抜けてケイジュがやってくる
「まぁまぁよ。アンタの言った意味が分かったわ(´-ω-`)」
確かにこんな状態じゃ勝負の判定は無理だろう。結果として1つ前までの勝負で勝ち負けを決める事になる…つまり今年は引き分けという事だ
「毎年こんな感じなの?(´-ω-`)」
「あぁ。日頃気を張り詰めてる分ストレス溜まってるんだろう(;^ω^)」
確かに家や将来の為とはいえ成績ばかりか日頃の生活態度まで気を張ってれば発散しないともたないだろう
「後々しこりになるんじゃないの?(´-ω-`)」
「だからこその選手宣誓だろう(#^^#)少なくとも表面的にはないよ」
「なるほど(´-ω-`)」
この場限りの無礼講が暗黙の了解になっているという事、それを態度に出すかどうかも本人の資質という事か
流れ玉を避けながら会話する。周囲はますますヒートアップしていた
「玉の輿に乗りた―――い!!」
「ダイエット中―――!」
「リア充滅びろ―――!」
「焼肉喰いてぇ―――!!」
もはや全然関係ない台詞が飛び交っている
「それでいつまで続くの?(´-ω-`)」
「ある程度の人数が力尽きたら。学園長が頃合いを見計らって終了の合図をするんだ(#^^#)」
玉を拾いながら適当に投げていると王女の声が聞こえてきた
「キャッ!痛い、痛い~~(>_<)」
「「?」」
ケイジュと2人、目をやると王女が集中攻撃を受けていた
寿司喰いてぇ―――!(;゜Д゜)




