38.天然王女は綱を気にする
気を取り直して次の競技に向かう
次は綱引きだ。これは紅白男女に別れて行う。最初に紅組男子と白組男子だ
白組が優勢だ。意外にも猪男が奮闘しているらしい
「キャーッ!!ケイジュ様素敵(*^▽^*)」
「ケイトさん頑張って~~(*^▽^*)」
チューリ嬢と王女が声援するも何も飛んでこない。どうやら自チームの負けを期待する発言でなければ良いようだ。ホッとしてるとまたしてもとんでもない声援が飛んできた
「ケイジュ様~腰と持久力が大事です~~もっと皆を楽しませてあげて~~(*^▽^*)」
「………」
一度医者にかかった方が良いんだろうが…私が耳鼻科に行くべきか王女を脳外科に連れていくべきか悩みどころだ。いずれにしろ腐王妃の悪影響なのは間違いないので距離を置いた方が良いだろう
紅組も頑張ったが結局最後まで白優勢のまま勝利
次は女子だ
「2人とも行くわよ(`・ω・´)」
「行きましょう」
「行ってらっしゃ~い(*´ω`)」
「『行ってらっしゃ~い(*´ω`)』じゃないわよ!女子は全員参加なんだからアンタも行くのよ!(;゜Д゜)」
チューリ嬢が王女を引きずって行った後をついていく
「いい!?今のところ紅組が優勢だからって油断しちゃダメよ(`・ω・´)ここで更に差をつけるのよ!」
所定の位置につくとチューリ嬢がやたら気合いを入れて言う
「わかったわ~~(*´ω`)」
「まぁほどほどに(´-ω-`)」
「何だか心配だけどまぁいいわ必ずケイジュ様に勝利をもたらすのよ(`・ω・´)」
そう言って綱を構える
パーン!
合図と共に全力で綱を引く
双方ともに譲らない。綱の真ん中にある目印が左右に行ったり来たりする。手が痛くなってきた、まだ終わらないのだろうか?
「そういえば~~(*´ω`)」
突然王女が言い出す
「何ですか?」
正直気を抜くと持っていかれそうになるので話しかけないでほしい
「この綱ってどうやって保管してたのかしら(*´ω`)」
「は?用具室とかじゃないんですか?」
「じゃあどれくらい前に作られたのかしら~(*´ω`)」
「学園創立当時じゃないですか?」
「何でそんな事聞いてくるのよ(`・ω・´)」
側で聞いてたチューリ嬢も会話に参加する
「さっきボロボロで痛んでた部分があったから~~虫もついてたし(*´ω`)」
「「「「「ギャー!!!!!!」」」」」
話の聞こえた女子が一斉に手を離す。その途端一気に白組にもっていかれた
王女の策略?で白組の勝ち
いよいよ最後の種目、玉入れだ
同点に追いつかれた以上この種目で勝敗が決まる。
「いよいよ最後の種目だね(#^^#)」
「これで勝敗が決まるのね(´-ω-`)」
「必ずケイジュ様に勝利をささげますわ(`・ω・´)」
朝のうちに配られた玉を握りしめるとチューリ嬢が気合いの入った発言をする。ちなみに王女はいない、玉入れのカゴを支える役に抜擢されたからだ。
「いや、勝敗はもう決まってるよ(#^^#)」
「「??」」
何だそれは
「こんな結果は初めてだけど最後の競技だし勝敗に関係なく楽しんでね(#^^#)」
そう言ってケイジュは去っていった
ホントあんな太くて長いのどこにしまってたんだろう…(´-ω-`)




