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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
92/259

37.密偵見習いは負け気分になる

5/13誤字訂正しました。

昼食後は借り物競争である。出るのは私と猪男だ。

2人並んでスタート地点に立つ

「久しぶりの勝負だな。今日は手加減しないぞ(`・ω・´)」

「手加減も何もまともに勝負した事ないじゃない(´-ω-`)」

「う、うるさい!今日こそは勝つ(`・ω・´)」

「はいはい(´-ω-`)」

パーン!

合図とともに一気に走り出す。借り物競争はいかに早く借りるかがが鍵だ、出来る限り時間を稼いでおきたい。

1番に到着しお題の紙を拾う。中を確認するとすぐさま向かう

「王女、一緒に来て下さい」

「あら~~アイリスいいわよ~~(*´ω`)」

そういって王女と手を繋いで走り出そうとした時―――


「「「ちょっと待ったぁ!」」」

振り向くと猪男と男女生徒2名がいた


「王女様は俺が連れてく。平民女は下がってろ!(`・ω・´)」

「いや俺が連れてく!」

「連れてくのは私よ!レディーファーストって言葉を知らないの!?」

3人はこちらを忘れて言い合っている

「(小声)王女今のうちに行きましょう」

「いいの?(;´・ω・)」

「(小声)いいんです、早い者勝ちです」

そう言って手を引っ張って走り出すといち早く猪が気づいた

「あ、待て連れてくのは俺だ!(`・ω・´)」

「いや俺だ!」

「待ちなさいよ~~」

猪男が王女の手を引っ張り男子生徒が猪の手を引っ張る。重いが気にせず走る

そのまま1着でゴールし審査員にお題の紙と王女を見せる

「お疲れ様ですが…借り物は誰でしょう?(;´・ω・)」

審査員の言葉に後ろを振り向くと猪男以下50名ほどの生徒がくっついてきていた

どうやら私→猪男→借り物選手(男)→借り物選手(女)→近くにいた生徒~で引っ張ってきてしまったようだ。まるで金のガチョウである、どうりで重いと思った

「借り物は王女でお題はこれです」

改めて審査員に紙と王女を見せる

「俺も借り物は王女で紙はこれです(`・ω・´)」

「俺も」

「私も」

そう言って4人同時に紙を見せる。そこにはこう書かれていた


『頭が可哀想な人』

『超天然』

『頭が幸せな人』

『友達になりたくない人』


「…………」

確信した。これ絶対書いたのケイジュだ


「お前達!王女様に何てこと言うんだ(`・ω・´)」

真っ先にかみついてきたのは猪男だった

「アンタに言われたくないわよ、超天然」

「そうよそうよ」

「お互い様だろ」

「なぁに~~?(*´ω`)」

3人で反論すると王女が顔を出してきた

「「「「何でもないです!!!!」」」」

お題は闇に葬られた


1着私(紅組)2着猪男(白組)3着男子生徒A(紅組)4着女生徒A(白組)で紅組がリードだ


戻るとケイジュが待っていた

「やぁお疲れ様(#^^#)」

爽やか笑顔がちょっとムカつく

「何て物書くのよ(=_=)」

「ちょっとしたストレス解消さ(#^^#)」

「それに借り物も集中しすぎよ(=_=)」

4人で1つの物を取り合っててもしょうがない

「猪君が借り物にしたいと熱心に推しててね。それにお題も彼が書いた時よりマシに書き直したんだ(;^ω^)」

「何でそんなことを…(=_=)」

「どうやら王女と手を取り合って1番にゴールしたかったみたいだよ(;^ω^)」

意中の相手の手を取って1番にゴールする…確かに恋愛小説に出てきそうなワンシーンであるが…

「ちなみに猪男はどんなお題を書いたの」

聞くとすごく疲れる予感がするが気になるので聞く

「スゴイよ?『1番身分の高い人』『1番健気な人』『1番可憐な人』『1番かよわい人』だよ」

やっぱり聞くんじゃなかった

「身分以外的外れじゃない(=_=)」

あの王女の何処が健気で可憐でか弱いのだ

「恋は盲目だね(;^ω^)」

「盲目通り越して脳死だと思うわ(=_=)」


勝負には勝ったが負けた気がした





投稿直前にエラーで消えて書き直し…(T_T)

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