32.乙女達は怪盗になる~おまけ②~
長くなったので1話として独立しました。携帯、スマホの方読みにくくてどうもすみません<(_ _)>
~翌日、チューリ視点~
昨日は1日ゆっくり休んだお蔭で大分疲れも取れた。気になってた本も続きが読めたし今日からまた新たに頑張ろう
気持ちを新たに登校すると周りの生徒がやけにヒソヒソしてる…何だろう?
「「チューリ様おはようございます」」
「おはよう2人共」
リージア達と合流しいつものように挨拶をする
「ねぇ2人共、何だかみんながヒソヒソしてるみたいだけど何か知ってる?(;´・ω・)」
「さぁ…分からないです(;´・ω・)」
「朝から気にはなってるんですけど…(;´・ω・)」
話しながら校舎に入ると廊下で同じクラスの女子がヒソヒソ話をしていた
とりあえず分からないなら聞いてみよう
「おはよう。お話し中邪魔してごめんなさい、ちょっといいかしら?」
「あ、チューリさんおはようございます。構いません何でしょう?(;´・ω・)」
「朝からみんな様子がおかしいから何を話してるのかと思って…(;´・ω・)」
本来会話中に話しかけるのはマナー違反だが基本学園内は身分に関係なく~なのでよほど身分差がない限り割と気兼ねなく会話できる、楽でいい。
「新しい学園七不思議が加わったのですわ(;´・ω・)」
「「「なるほど~~」」」
どこの学校にもつきものの七不思議だがこの学園にもある。実際は七どころでなくあるそうだがその中でもインパクトのあるものを七つ選んで「七不思議」と言ってるそうだ。影が薄れたりよりインパクトのあるものが新たに出ると差し替えて広まるそうだ。
「あ、あのチューリ様私用を思い出しましたのでこれで失礼します…(=_=)」
「分かったわ。それじゃあまた後で(;´・ω・)」
怖い話が苦手なリージアが早々に離脱する
「それで?今度はどんな七不思議なんですか?('ω')」
好奇心の強いミーレがワクワクしながら聞いてくる
「『妖怪アガー』ですわ!」
「「よ、妖怪アガー!?」」
女子の1人が力説すると別の女子が異論を唱える
「あら?『怪獣アガー』じゃなかったの?」
「う~ん、最初校舎をよじ登ったと聞いた時はそう思ったけど校舎内を走り回ったりとか大きさを考えるとやっぱり妖怪かなぁ~って(´・ω・`)」
「それもそうね(´・ω・`)」
「な、何なのそれ…(;´・ω・)」
「あ、チューリさんは昨日休まれたからご存じないんですね。一昨日の夜いきなり現れたそうです。何でも校内を「アガー」と叫びながら火を吐いて走り回ったそうです(´・ω・`)」
「しかも1階の空き教室で悪魔召喚の儀式を行なってて目撃した用務員を生贄にしようとしたそうです(;´・ω・)」
別の女子が口を挟んでくる。
「その用務員は抵抗して何とか助かったそうだけど怪我をして数日休んでいるそうです(´・ω・`)」
「「………………」」
「噂なのでどこまで本当か分かりませんが実際被害者が出ているので夜間の見回り強化を学園長に直訴した先生がいらっしゃったらしいんですけど学園長が頭抱えて『一時的だから必要ない』とすごい剣幕で突っぱねたそうです(;´・ω・)」
「まぁ実際被害に合ったのもこの前授業参観を台無しにした奴だそうですしね(*^▽^*)皆も噂するくらいしかしてませんわ」
「そうね。夜間なんて見回りくらいしかいないし(*^▽^*)」
「「……………」」
「(小声)チューリ様、この妖怪って…(;´・ω・)」
「(小声)みなまで言うんじゃないわ!リージアが気の毒すぎるでしょう!?(;゜Д゜)とりあえずリージアのためにも少しでも噂を払拭するわよ」
「(小声)は、はい(;´・ω・)」
2人で頭を抱えた。どう見ても私達の事だ。校舎の壁をよじ登ったというのは女子トイレの窓から侵入した時の事だろうが…火を吐くとか悪魔召喚の儀式とかどこから出てきたのよ!!
「お2人共どうなさったの?(´・ω・`)」
「まだお加減が悪いのでしょうか?(´・ω・`)」
女子2人が心配して声をかけてくる
「な、何でもないわ…あまりに突飛な話で驚いただけよ(;´・ω・)」
「まぁそうですわね(*^▽^*)」
「まぁだからこそ面白いんですけどね(*^▽^*)」
「そ、そもそも「アガー」と叫びながら口から火を吐くって無理があると思うけど…(;´・ω・)」
「あらそういえばそうですわね(;´・ω・)」
「2つ同時になんてできませんわね(;´・ω・)」
女子たちも矛盾に気付く
「だからそう考えるとやはり事実じゃなく誰かが作ったデマという事に…(;´・ω・)」
「分かりましたわ!きっとアガーには口が2つあるのですわ(*^▽^*)」
「なるほど。火を吐く用の口と叫ぶための口と2つついてますのね(*^▽^*)」
噂を否定する前に新たなネタを作られてしまった
「ひ、火を吐いたら今頃火事になってると思いますけど…(;´・ω・)」
今度はミーレがフォローする。しかし噂好きな女子は手強かった
「あらそうね(;´・ω・)なぜ燃えてないのかしら?」
「きっと消火用に水を吐く口もあるのよ(*^▽^*)」
(消火するんなら火を吐く意味ないでしょう!)
その後も色々否定してみるが効果はなく最終的に「妖怪アガーは体長2M、全身毛むくじゃらで3つの口があり、それぞれの口で叫んだり火や水を吐きながら猛スピードで走ったり悪魔召喚の儀式を行い、目撃した者を生贄にする。趣味は壁をよじ登る事」と定着してしまった
放課後半泣きになったリージアを見て「あぁ聞いちゃったんだなぁ…」と分かった
その後2人で大泣きするリージアを慰めた
学園は今日もとっても平和です
おまけ①は前話の最後にあります(´-ω-`)




