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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
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32.乙女達は怪盗になる①

4/7タイトル変更、閑話から本編に訂正しました

~始業式から3日後の夜、チューリの部屋にて~


「うう~~本が~~続きが気になって眠れない~~~~(>_<)」

今夜もチューリがクッションを抱えながら嘆く

「チューリ様…おいたわしい…(;´・ω・)」

「運が悪かったですね…(;´・ω・)」

始業式に苦労して買った本を没収されて以来この調子である。学園にいる間は王女に弱みを見せたくないと普段通りに振る舞っているが、自室に戻るとクッション抱えてひたすら不満を漏らす。お蔭で連日寝不足だ。リージアとミーレもひたすら励ましてるが効果はない。

「チューリ様何故本を持っていったのですか?(;´・ω・)」

リージアが問いかける。そもそも本を持っていかなければ没収されることもなかった

「出来心だったのよ~~あの日は始業式だけだし、合間に少しでも読めるかなぁ~と…(=_=)」

学園に通う生徒達の主な目的は上の存在に自分をアピールして後ろ盾や良い就職先を得る事である。その為自主的に生活態度を気をつけるので、校則も形だけでよほど周囲に迷惑をかけるような行動もしくは現行犯でない限りたいてい見逃される。今回は運が悪かったとしか言いようがない。

「後悔先に立たずですね('ω')」

「新しく買ってはどうでしょう?(;´・ω・)」

「ダメよ!あれは人気のシリーズでこの間買った時もあちこちで品切れで4時間かけてようやく見つけたのよ!?多分もうこの辺りの書店にはおいてないわ(>_<)」

リージアが提案するが即座に否定される

「取り寄せてはどうでしょう?('ω')ノ」

「取り寄せなんて邪道よ!欲しいものは自分の手足で探して手に入れるものよ(`・ω・´)」

今度はミーレが提案するもまたも却下される

「でもそれじゃあいつまでたっても本は読めませんよ?(;´・ω・)」

リージアが恐る恐る言う

「……ここで嘆いていても仕方ないわ。とりあえず明日ガーベラ先生に別の罰則に変えてもらえるよう掛け合うわ(=_=)」

「それしかないですね(;´・ω・)」

「私達も一緒に行きます、3人で頑張って説得しましょう(;´・ω・)」

「ありがとう2人共。力を合わせて頑張りましょう(`・ω・´)」

「「はい」」

3人で固く手を握り合った時―――



「その必要はないわ!!」

バ―――ンとノックもなくドアが開けられ天然王女が入って来た



「マリア=カラス!何しに来たのよ、いえその前にノックもなしに入ってくるんじゃないわよ!(`・ω・´)」

咄嗟にチューリが臨戦態勢を取る

「話は全て聞いたわ、一緒に頑張りましょう(*^▽^*)」

「盗み聞きしてんじゃないわよ!あとノックもしなさいよ!(# ゜Д゜)」

「細かいことは気にしないで。それより取られたものを取り返すため私も協力するわ~(*´ω`)」

「細かくないし気にするわよ!協力ってあんたも明日一緒に交渉してくれるの?(;゜Д゜)」

チューリが驚く。この天然にそんなまともな発想ができるとは…

「交渉なんかしないわ~~取られたら取り返すまでよ~~盗みに行きましょう?(*´ω`)」

前言撤回。やはり天然は天然だった

「「「は?」」」

3人が驚く

「目的のためなら手段を選ぶことなかれ~~ってお母様も良く言ってるし(*´ω`)」

「「「選びなさいよ!!(;゜Д゜)」」」

3人でツッコむ。しかし天然は気にしない

「チューリさん、本読みたいんでしょう?(*´ω`)」

「うっ!それは……読みたいわよ(;一_一)」

連日寝不足になるくらいだ、読みたいに決まっている

「だったら取り返すしかないわ~~(*´ω`)」

「で、でも交渉すれば返してもらえるかも…(;一_一)」

チューリ嬢があがく。必要以上に王女に関わるなと防衛本能が警告してくる。

「返してくれるなら始業式の日に返してくれると思うわ~~(*´ω`)交渉して失敗したらどうするの?」

「…………」

葛藤するチューリに王女が畳みかける

「諦めるの?(*´ω`)」

「嫌よ!(`・ω・´)卒業なんて待てないわ!」

チューリは陥落した

「さすがチューリさん、そうこなくっちゃ(*^▽^*)じゃあ決行は明日の夜ね~待ち合わせは…校門の前にしましょうか。それじゃあ3人とも明日はよろしく~~おやすみなさい~~」

そう言って王女はドアから出て行った


「「「…………」」」

「3人って…私達も入るんですね(;´・ω・)」

「チューリ様どうなさいます?明日王女に断る事も出来ますが…(;´・ω・)」

ミーレとチューリが不安そうに言う。あからさまに王女に関わりたくないという態度だ。

「いいえやるわ!乗りかかった舟よ(`・ω・´)」

泥船である

「2人が不安になるのもわかるわ、相手は国一番の天然記念物だもの。だからムリにとは言わないわ、王女には明日私から言っておく(`・ω・´)」

「いいえ、チューリ様がやると言うなら私もやります(`・ω・´)」

「死なばもろともですわ!(`・ω・´)」

「ありがとう、2人の気持ちは受け取るわ。明日は命に代えても本を取り戻すわよ(`・ω・´)」

「「はい!!」」

改めて手を取り合い誓い合う3人。真剣だが内容はスケールが小さい

「王女がどんな天然を仕掛けてきても必ず打ち勝つわよ!(`・ω・´)」

「「はい!!」」

立ち向かう相手が違っているが3人とも気づかない



こうして天然王女とライバル令嬢のにわかコンビが結成された




何とか間にあった…(=_=)

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