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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
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29.密偵見習いはデートする⑩

お食事中の方ご注意<(_ _)>

「ところでお2人共何を投げたのですか?」

帰りは王が乘って来た馬車で一緒に帰る事になった、疲れたので丁度良い。ちなみにケイジュと猪は事後処理と園長への報告で後から帰る事になった。馬車の中でふと思い出したので聞いてみる。

「私はタマネギよ~~何を持っていけばいいか分からないと言ったらコックさんがくれたの(*´ω`)」

王女が差し出した袋の中を覗きこむとタマネギが入っていた、しかもご丁寧に皮が剥かれ香辛料が降りかけてある

「何でタマネギなんですか」

「コックさんが勧めてくれたの。手元にあるので1番なのはコレですって」

「…他に何か言われなかったか?『危なくなったら使え』とか『顔や目にやるのが1番』とか」

一緒に覗きこんだオタク王が問う

「そうよ。お父様よくわかったわね~~(*´ω`)」

「「………」」

何となく察した。コック達は話を聞いて詐欺だと分かったのだろう。王も兵士もおらず王妃にも相談できず、かといって王女をそのまま行かす訳にもいかず出来る限り考えた結果だろう

「…後でコック達を褒めてあげて下さいね(´-ω-`)」

「うむ。特別ボーナスも考えよう(;一_一)」

コック達の影の努力に涙が出そうだ。

決してタマネギが目に染みた訳ではない、多分


「動物達のエサに出来なかったのは残念だけど、今夜はこれでカレーですって楽しみね~~(*´ω`)」

「お、おぉそれは楽しみだのぅ~~(;^ω^)」

「……」

「家のものを持ってこい」とはそういう意味ではない、さすが天然

「儂はゲージツ村から押収したダイナマイトだ。最近あいつら何かにつけて爆発するからな(´・ω・`)使い道も無くて城に溜まってたから取って来た」

ゲージツ村はゲージツ国が瓦解した後、残った国民が作った村である。

「『爆発する』?『爆発させる』じゃなくてですか?」

「うむ。あいつら最近自爆が流行ってるみたいでな、新しい作品が出来たり出来なかったりするたびに自爆するのだ。威力は見た通りで怪我人はいないが昼夜問わず爆発するので安眠妨害だと苦情が来てな(`・ω・´)」

「……」

作品が出来ても出来なくても爆発するのでは毎日爆発ではなかろうか?さすが王妃の(元)出身国、変人揃いだ

「それを取りに行ってたから別荘にいなかったのね~~(*´ω`)」

「うむ。居ればあんな詐欺師などすぐ捕まえられたのだがな(´-ω-`)」

「……」

もう何でもいい、疲れた

そのまま別荘に着くまで王と王女は会話で盛り上がり、私はウトウトしてた



「それでね、悪い人に捕まってピンチになったの(*´ω`)」

夕食の席で王女は昼間の体験を居残り組に語っていた

「まぁ!大変だったわね(*^▽^*)」

「あねうえこわくなかったですか?('ω')」

「…まぁ王女様がご無事でよかったですわ(;一_一)」

「…そーですね(;一_一)」

チューリ嬢達が目線をそらしながら言う。ツッコミたいところだが、学園外のそれも王と王妃の前なので言うに言えないのだろう。気持ちはわかる

「アイリスがすぐ助けてくれたしケイトさん達が悪い人を取り押さえてくれたから大丈夫よ~(*´ω`)」

「…うむ、そうか(;一_一)」

オタク王も何か言いたそうだ。

「それでね、悪い人が私を「天然だ」って言って笑ったのよ?酷いわ、私ちっとも天然じゃないのに~~(>_<)」



「「「「「「「ブ―――ッ!!!!!!!」」」」」」」

ガタッ、ガタ―――ン!

ガチャン!

ガシャ―――ン!

カラ―――ン!



王女の爆弾発言が炸裂した瞬間、食堂は大惨事になった。王女と王子以外の全員が噴き出した。中には椅子から転げ落ちた者もいた。控えていた給仕係や厨房のコック達にも聞こえてしまったらしくお盆や食器を落としたり、厨房から皿が割れる音がした。

「あら~~みんなどうしたの?お行儀が悪いわ~~(*´ω`)」

「ぐあいでもわるいのですか?('ω')」

「「「「「「「ゴホッ、ゲホッ」」」」」」」

誰のせいだと思ってるんだ…皆反論したいが咳きこんでて喋れる状態じゃない。チューリ嬢など涙目になりながら口を押えている。ものすごくツッコミたいのだが言えずに二重に苦しいのだろう…気持ちはよく分かる


言えない分全員の目線は国王に向かっていた…視線で訴える「何とかしろ」と

喋れる状態になっても国王の前で王女に無礼はできない。その分視線に力がこもる

「……あ~、え~とマリア、その、だな(;^ω^)」

「なぁに?(*´ω`)」

「お前はもうちょっと周りを見た方が良いぞ?(;^ω^)」

「見てるわよ~~ちゃんと迷わず来れたもの(*´ω`)」

「いやそうじゃなくて、え~と…(;^ω^)」

「?(*´ω`)」

「いや何でもない、とにかく外出する時は必ず知ってる人と行動するように(;^ω^)」

王子と王女以外、部屋中の人間が王を睨む「そうじゃないだろ!!」と視線に力を籠める

「さ、さぁさぁせっかくのカレーが冷めてしまうぞ、そろそろ食事に専念しようじゃないか(;^ω^)」

「「「「「「………………」」」」」」

オタクが強引に話を打ち切った、仕方なく全員食事に取りかかる

「いやぁ~~今日もコックの作った料理はウマ(ドカッ!)いっ!(>_<)」

オタク王の台詞が途中で途切れた。どうやら王妃がテーブルの下で足を蹴ったようだ。ざまぁみろだ

「どうなさったのお父様?(*´ω`)?」

「い、いや何でもない…(T_T)」

オタク王は涙目になっていた。ハイヒールはかなり効いたようだ

「お父様はお疲れになったのよ?今日はみんな疲れたでしょう?早く食べて部屋でゆっくりなさいな(*^▽^*)陛下、後でちょっとお話がありますよろしいですね?」

「「「「「「は~い」」」」」」

「は、は~~い…」


こうして波乱な1日は終了した



あ、しまったケイジュにお土産買わせるの忘れた










芸術は爆発だぁ(*^▽^*)ゲージツ村については登場人物紹介にて

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