29.密偵見習いはデートする⑨
再び目をやると男が王女を押さえながらナイフを突きつけているため全員動けず膠着状態だ
「王女…別荘に戻ったら王に事情を説明して相談するんじゃなかったんですか?(=_=)」
「何を持っていけばいいか分からない」というので「王に事情を話して相談すればいい」と言っておいたのだ。
「それが別荘に戻ったらお父様も兵士もいなかったの~~お母様も部屋に篭もって立ち入り禁止だったしチューリさん達も出かけてたから居た人に相談して持ってきたの。ところでこれってどういう状況?(*´ω`*)」
何で肝心な時にいないんだ、あの王は
見るとケイジュも頭を押さえてた。
「はぁ~~見た通りその男は寄付金目当ての詐欺師で、あなたを人質に取って逃げようとしているところです(=_=)」
「何、王女!?するとこれが噂の天然王女か!(;゜Д゜)」
「まぁ!騙してたのね、ひどい~~~~(>_<)」
詐欺師と王女が同時に言う。どっちもヒドイ
「全くです!(`・ω・´)この卑怯者め、王女様を離せ」
「騙される方が悪いんだよ!こっちも子供以外でこんな子供騙しに引っかかる奴がいてビックリだ(*^▽^*)さすが天然王女だな。聞きしに勝る天然っぷりだ」
さすがに人質に取られて怖いのか王女が下を見てプルプル震えていたと思ったら
「酷いわ、え~~~い(>_<)」
持っていた袋から何かを取りだし男の顔にぶつける
「ぎゃっ!目が痛ぇ~~(>_<)」
男が思わず皇女を離して目を押さえる。すかさず駆け寄り王女を男から離す。同時にケイジュ達が男を取り押さえようとしたが男が目が見えないながらもがむしゃらにナイフを振り回すのでうかつに近づけない
するとそこに―――
「いたぞ、あそこだ!」
「陛下、あちらです!!」
オタク王が兵を連れてやって来た
「見つけたぞ!お前が間男かぁ~~(# ゜Д゜)くらえ~~~~」
オタク王が意味不明な事を言いながら何かを男に投げつける
ドカーン!!
「「「「「「ゲホッ、ゲホッ」」」」」」
爆発が起こり辺り一面煙に覆われる
煙がはれて目を開けると―――
「「「「「………」」」」」
黒焦げになったアフロ、もとい詐欺師がいた
「けふっ!」
アフロ男は煙をはくとそのままあおむけに倒れた―――
「マリア、アイリス大丈夫か?(;゜Д゜)」
オタク王が駆け寄ってくる
「大丈夫よお父様~~(*´ω`)」
「お蔭様で助かりました」
「2人とも間に合ってよかった(>_<)早まるんじゃない、話し合おう!」
「「?」」
「可哀相に2人共ショックで言葉もないのだな?待ってなさい、今この間男とロクでなし共を地獄に送ってやるからな(`・ω・´)」
何の話だ
意味不明な事を言いながらオタク王は詐欺師の方へ向かっていく
詐欺師は気絶したままケイジュ達や兵士達に縛られてるところだった
「あ、陛下。捕縛完了しました(;´・ω・)」
「うむご苦労…ところで」
「「?」」
「よくもうちの娘をもてあそびやがったな、この野郎―――!!!!(# ゜Д゜)」
バキッ!
「グハッ!!(;゜Д゜)」
「うわっ!危ない(;゜Д゜)」
突然王が猪を殴り倒した。その勢いでケイジュも殴ろうとしたのだが躱された
「人の娘をたぶらかした挙句、本命は男で偽装駆け落ちさせてポイ捨てだとぉ―――!?しかも三角関係の泥沼にうちの娘を巻きこみやがって!!(# ゜Д゜)」
どうしてそうなった
「「誤解です!!」」
喋りながらも王がさらに殴りかかる。2人共ハモりながら必死に避ける
「じゃあそこの男は何だ!ナイフなんか持って一触即発で明らかに三角関係のもつれだったじゃないか!!(# ゜Д゜)」
「違います!この男は俺と無関係です(`・ω・´)」
「じゃあケイジュの愛人か!(# ゜Д゜)」
怒りの矛先がケイジュ1人に向かう
「違います。事の発端は姫とケイト君です(;^ω^)その男の目当ては2人でした」
「違います。いやあってるけど目当ては目当てでも目当て違いというか…(;゜Д゜)」
「やはりお前か~~~~(# ゜Д゜)」
「う、う~~ん何が……ウギャッ!(;゜Д゜)」
血走った眼で殴りかかろうとするオタク王とアフロを盾にする猪男。盾にされたアフロは再び気絶した
数時間後オタク王が冷静になり誤解が解けた頃、猪男とアフロはボロボロになっていた…
毎日更新できない分一話ごとの字数を増やしてますが長くて読みにくかったらご一報下さい(>_<)




