27.猪男は虫になる
チューリ嬢が転び、持っていた棒が勢いよく飛んでくる
「っ!」
「王女様危ない!!」
私が前に出て棒を叩き落とすのと猪男が王女を庇って一緒に倒れるのは同時だった
「大丈夫ですか?王女様(`・ω・´)」
「ありがとう危ないところだったわ(*´ω`)」
「「「「「…………」」」」」
2人とも気づいていないようだが猪男が王女の上に覆い被さる体勢でどう見ても「白昼堂々、公衆の面前で女性を押し倒してる」ようにしか見えない
こんなところをオタク王が見たら…
「おぉスマンスマン。城からの連絡でな。水を差して済まな…かっ…た…(゜o゜)」
オタクが硬直する
「お父様お帰りなさい(*´ω`)」
「あ、陛下。ご苦労様です(`・ω・´)」
気づいてないのは当の2人だけである
「……何をやってるのかね?2人共…」
「「え?」」
「え?ではない!何故マリアを押し倒しているのか今すぐ簡潔に答えたまえ!!(# ゜Д゜)いやそもそもいつまでその体勢でいるのだ!?今すぐどきたまえ!!!」
「あっ!Σ(゜Д゜)」
猪男がようやく気付いたようだ、慌てて王女の上からどく
すかさず王が駆け寄り王女を起こす
「マリア大丈夫か?(;゜Д゜)」
「大丈夫よお父様私は何ともないわ(*´ω`)」
「何であんな体勢になってたんだ?説明しなさい(;゜Д゜)」
「逃げようとしたけど逃げられなかったから。ビックリしたわ(*´ω`)」
「そうだろうなビックリしただろう、それで?何でこいつは押し倒したんだ(#^ω^)」
「咄嗟だったみたい(*´ω`)時間もなかったし仕方ないわ」
「つまりお前は危険を感じて逃げようとしたけど逃げる間もなく押し倒されたと?(#^ω^)」
「そうよ~~(*´ω`)」
「…………(;゜Д゜)」
「「「「「…………」」」」」
王女の言ってることは間違いない、だがどう見ても別の意味にとれる
王女は「いきなり棒が飛んできて対応できなかったので咄嗟に猪男が庇って押し倒した」と言いたいのだろうが、明らかに王は「王女が乙女の危機を感じて逃げようとしたけど間に合わず襲われかけた」ととっている。
「君には口で言ってもわからないようだね(#^ω^)」
「あ、あ、あの…(;゜Д゜)ブルブル」
「そういえばスイカ割りはまだ儂の番がまだだったね(#^ω^)」
「え、えーと…(;゜Д゜)」
「ちょうどいい。今から害虫退治を兼ねたスイカ割りを披露しようじゃないか(#^ω^)」
「………(;゜Д゜)」
「まぁお父様のスイカ割り?ぜひ見てみたいわ(*´ω`)」
天然が呑気に言う
「…止めなくていいの?」
一応ケイジュに聞く。
一平民や伯爵、子爵令嬢が国王を止めるなどできない。
「う~んあれだけ怒ってる国王を止めるのは難しいなぁ(#^^#)」
「本音は?」
「止めるのも面倒だし面白そうだから傍観するよ(#^^#)」
「あっそ(´-ω-`)」
こういうのもラッキースケベと言うのだろうか?(´-ω-`)全然ラッキーじゃないけど




