23.猪男は助言する
~ケイト視点です~
「うう…酷い目にあった(~_~;)」
まぁ俺が悪いんだが
昼間平民女に謝罪したが彼女はあっさり許してくれた。
その寛大さと何をおいても王女様を守ろうという忠誠心に触れ、俺は感動のあまり抱きつき押し倒してしまった。それが傍から見てどう見えるかも考えず…
結果、王の怒りにふれ延々と説教されてしまった
両手をしっかり握られ(握りつぶされるかと思った)背後を護衛で囲まれ、逃げる事も出来ず説教は続いた…
「あ~腹減ったなぁ~~(=_=)」
もう夕食も終わってるだろう…いや厨房に顔を出せば残り物くらいはあるかな?
フラフラと廊下を歩くと王女様に出くわした
何だか落ちこんでらっしゃるようだ
「王女様?どうしたんですか?(´・ω・`)」
「あ…ケイトさん。ううん何でもないの…(´-ω-`)」
とてもそんな風には見えない
昼間の会長との会話を思い出す。
今こそ王女様の力にならなければ!
「王女様、俺…」
ぐううううう~~~~~
「「……………」」
俺も落ちこんだ…
何でこのタイミングで腹が鳴るんだ、俺!
すると王女様がクスクスと笑う
「そういえばケイトさん夕食食べてなかったわね。私もあまり入らなかったせいかちょっとお腹すいてきたの一緒に行きましょう(*´ω`)」
「は、はい!」
格好つかなかったけど王女様が笑ってくださるならいいや!
俺と王女様は厨房に向かった
「モグモグ…それで王女様はどうなさったんです?φ(c・ω・ )ψ 」
「え?」
厨房に行くとコック達が後片付けを終えて部屋に戻るところだった。遅くにやってきたにもかかわらず快く食事を用意してくれて感謝だ。さすが王城の料理人だ
誰もいなくなった食堂で王女様と2人食事をとりながら聞く
「先程お会いした時何だか落ちこんでらっしゃったからφ(c・ω・ )ψ モグモグ」
「うん…落ちこむというか……」
「モグモグ…ゴクン。言って下さい、どんな事でも俺は王女様のお力になりたいです!!(`・ω・´)」
思わずテーブルから身を乗り出して言う。王女様がちょっとビックリしてた
「じゃあ聞いてもらってもいい?実は…」
俺は王女様と平民女とのやり取りを聞いた
平民女…王女様を気遣ってるんだろうが、言い方ってものがあるだろう…これはちょっと平民女に一言言っとかないとな
「王女様。会長と平民女の関係は…その、王女様の推測通りと思いますが王女様はどうしたいんですか?(;一_一)」
王女様に対して嘘をつく事に気が咎めるがこれも王女様を守るため、会長と平民女の渾身の芝居を台無しにするわけにはいかない…そう言い聞かせる
「それがよく分からないの。アイリスとケイジュ様の関係を考えるとモヤモヤするけど2人が居なくなるのは嫌(=_=)アイリスはケイジュ様の悪ふざけと言っていたし、私もアイリスが嘘を言ってるようには見えない」
「…………」
(平民女~~何やってるんだ!)
俺は内心頭を抱えた
王女様はイマイチ会長と平民女の関係を信じてないようだ。これでは会長の犠牲が無駄になる
俺が何とか修正せねば!
「分かりました王女様!それじゃあ行動で見てみましょう(`・ω・´)」
「行動?(´・ω・`)」
「えぇそうです。聞いてわからないなら行動あるのみ!俺の父もまず当たって砕けろと良く言ってます(`・ω・´)」
いや砕けたらダメだろうby作者
「そうね。分かったわ(´・ω・`)」
「まずは2人の普段の行動を観察してみましょう。本当に恋人同士ならおのずとそれらしい雰囲気が出ると思います。とりあえず俺は会長を見てみますので王女様は平民女をお願いします(`・ω・´)」
「そうね、そうしてみるわ。ありがとうケイトさん相談してよかったわ(*´ω`)」
「いえ。お役に立てて光栄です(`・ω・´)」
良かった、王女様がすっかり元気になったようだ
とりあえず明日からの方針を決めて王女様と共に食事を再開した
思わずツッコんじゃいました(´-ω-`)




