閑話⑧.腹黒は暗躍する⑤
そのままアイリスを残し別荘に戻るとチューリ嬢達に出くわした
「あ、ケイジュ様ミーレが見つかりました(;´・ω・)」
「あぁそうみたいだね。無事でよかった(#^^#)」
「全くこの子ったら…ベッドから落ちて隙間で寝てるなんて人騒がせよ(`・ω・´)」
「すみません。ケイジュ様とお話ししてたのは覚えてるんですけど…いつの間にベッドで寝てたのかな?(;´・ω・)」
「あぁ僕が運んだんだよ。話してる内に眠っちゃったからそのままじゃ疲れるだろうと思って(#^^#)まさかベッドから落ちてるとは思わなかったな…気づかなくてゴメンね」
「いえこちらこそすみません。お手数をおかけしました<(_ _)>」
「いいよ。それより次は会話中に寝ないよう気をつけてね(#^^#)」
「はい(;´・ω・)」
そのまま部屋で本の続きを読んでいると猪君が飛びこんできた
「会長!お話があります(`・ω・´)」
予想通り王女から聞いて俺を責めに来たのだろう、そう思ってたのだが次の言葉は予想外だった
「会長、目を覚まして下さい」
「は?」
何を言い出すんだこの猪は
よく聞くと俺がアイリスにたぶらかされてると思ってるらしい…
予想以上の暴走っぷりに思わず苦笑する。まぁそんなに信用されてるなら誘導しやすいか
俺は彼が王女を口説くよう話をもっていった
「僕が姫の為に出来るのはもうこれくらいだ…ずっと迷っていたけど君(という身代わり)がいてくれた。君は僕が(駒として)見こんだ男だ、きっと姫を守って(お守りして)くれるだろう。君になら姫を任せ(押しつけ)られる…ε- (´ー`*)フッ」
ちょっと本音が出てた気もするが猪君は気づかないだろう
「会長…分かりました!会長とあの女の気持ちは無駄にしません!!必ず俺が王女様を幸せにします(`・ω・´)」
やっぱり気づかなかった
「うん頼んだよ(#^^#)」
俺はそのまま猪君を見送った
これで御膳立ては終わった
あとはケイト君が王女を上手く口説いてくれるのを見守るだけ…
普通婚約者のいる相手を口説いてもフラれるだけだが、もしその婚約者が不義を働いていたら?そんな時に親しい相手に熱心に口説かれたら?それでも王女は婚約者に義理立て出来るのか…
精々頑張ってくれよ?猪君
まぁダメな時は王女に消えてもらうだけだけどね?
腹黒が黒すぎて怖い…(;゜Д゜)




