閑話⑥天然王女は考える①
18話辺りからの王女視点です。
この前ケイジュ様と話をしてからアイリスの事が気になって仕方ない
私はアイリスの事をあまり知らない。お父様がつけた護衛という事だけ…
それにケイジュ様の言っていたことも気になる。ケイジュ様は「冗談だ」と言っていたけど本当に冗談なのだろうか?
「もうすぐ夏休みね。どこへ行こうかしら」
この夏休みはチャンスだと思った。
アイリスと共に過ごす事でアイリスの事を知り交流を深めたいと思った。できればケイジュ様との関係もハッキリ確かめたい…
しかしアイリスは「夏休み中は護衛は休みだ」と言ってきた「友達は常に一緒にいるものじゃない」とも言われた。そう言われたら反論できない
「どうしよう…」
「どうしました?姫(#^^#)」
廊下をブラブラしてたらケイジュ様に声をかけられた
ちょっと聞きにくいけど相談できるのはケイジュ様くらいだ
「あの…アイリスに『夏休み一緒に過ごそう』と誘ったんですけど断られて…」
「あぁーいかにもアイリスらしいですね。きっと『暑いし面倒』とか思ってるんでしょう(#^^#)」
「………」
確かにアイリスが考えそうな事だけど、いかにもアイリスの事を良く知ってるみたいな発言にまたモヤモヤする。でもケイジュ様はお構いなしで言葉をつづけた
「アイリスの意志を聞いていたらいつまでたっても出かけられませんよ?本気で出かけたいと思うなら多少強引でも連れ出さないと(#^^#)」
「でもそんな事して嫌われたりしたら…(;´・ω・)」
「アイリスは流されやすい所もありますから大丈夫ですよ(*^▽^*)気になるなら私が連れ出しましょう友達が偶然外出先で会うなど良くある事ですよ」
アイリスの性格を把握してるような発言に更にモヤモヤが強くなる、でも他に手が無いのでお願いした
ケイジュ様は首尾よくアイリスを連れて来てくれた、悔しいけどさすがケイジュ様だ
その上チューリさん達やケイトさんまで連れて来てくれた。
悔しい分はこれから挽回すればいい
ケイジュ様以上にアイリスの事を良く知って、チューリさん達と一緒に交流を深めるのだ
楽しい夏休みになりそうな予感がした。




